30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。
私はメーカー勤務の傍らで個人投資家として米国株や投資信託などを数百万円ほど運用しています。
今回はソーシャルレンディングの「ASSECLI(アセクリ)」について特徴を解説していきます。
不動産クラウドファンディング「ASSECLI」を運営している「株式会社プレミアムバリューバンク」は2008年10月に不動産販売の仲介業者として設立されたのが始まりです。

2020年12月10日「株式会社プレミアムバリューバンク」は社名を変更し「株式会社エボルゾーン」となりました。
公式発表はこちら⇒ https://assecli.com/main/info_detail/28/
ASSECLIのサービスを開始したのは2019年10月からですので、ソーシャルレンディング業界としては比較的新参です。
ソーシャルレンディングについてはもっと学びたい方は、別の記事で詳しく解説しているので参照してください。
注:私は普段ソーシャルレンディングをメインで記事を書いていますが、今回紹介するASSECLIは公式では「クラウドファンディング」と呼んでいます。
厳密に言えば多少の違いはありますが、今回はソーシャルレンディングという呼び名で紹介していきます。
「ASSECLI」の概要

出典:ASSECLI
ASSECLIは投資家から集めた資金を元に不動産を運営し、得られた利益を投資家へ還元するサービスです。
不動産事業はうまくやれば高い収益性がある一方で、初心者投資家が参入するには初期投資金額が大きく非常に高いハードルがありました。
ASSECLIは多くの投資家から集めた資金を利用して不動産事業に投資が出来るので、ソーシャルレンディングを利用すれば、誰でも少額からでも不動産投資に参画する事ができます。
「ASSECLI」の特徴
ここからはASSECLIの特徴をさらに詳しく紹介していきます。
最低投資金額は1万円から
先ほども紹介したように不動産投資を個人で行うには大きな資金が必要です。
ASSECLIを使えば1万円から不動産投資を行う事が出来るのが大きなメリットです。
近年ではソーシャルレンディングの最低投資金額は1万円がスタンダードになってきたので特に珍しい事ではありませんが、選択肢が増えて投資がより身近になったという事はありがたい事です。
期待利回りは4~8%で幅広い
ASSECLIが提供しているファンドの期待利回り(税金を考慮しない)は4~8%と幅が広い事が特徴です。
これはリスクとリターンを自分で選択できるという事になるので投資家にとってメリットになるのと、通常の株式投資や投資信託などの投資の期待利回りは5%程度ですので、この範囲を超えるリターンを選択できる事もメリットとなります。
もちろんリスクとリターンは比例するので高いリターンだけを求めるのは賢い選択ではないですが、自分の状況に応じて高いリターンを狙う事は可能です。
優先劣後方式を採用している
ASSECLIが提供するファンドは優先劣後方式を採用しています。
優先劣後方式とは、ファンドへの投資を投資家とASSECLI側で分担して行う場合には投資家を「優先投資者」とする事で元本の安全性を高めています。
ファンドの運用が上手くいかなくて万が一損害が出た場合は、一定額までならば「劣後出資者」であるASSECLIが負担してしてる仕組みになっています。
しかし、この優先投資者であっても損害額が大きい場合は投資も損失を被る可能性があるので、絶対安全という事ではありません。

投資した元本を失う可能性がある事は必ず理解しておきましょう。
運営会社の概要
ASSECLIを運営する「株式会社エボルゾーン(旧社名:株式会社プレミアムバリューバンク)」ついても紹介します。
以下が会社の概要です。
所在地(東京本社オフィス):〒107-0061 東京都港区北青山3-2-5 NH青山ビル4階
TEL:03-5843-1331
代表取締役社長:藤本 保雅
資本金:1億円
設立:2008年10月(サービス開始は2019年10月)
事業内容: クラウドファンディング事業、不動産小口化事業、アセットマネジメント事業、プロパティーマネジメント、デベロップメント事業、リノベーション事業
ホームページ:https://p-v-b.com/
株式会社エボルゾーンは「不動産」と「金融テクノロジー」を掛け合わせたビジネスの運営を展開しており、その代表格がASSECLIといえます。
個人的には企業の業績情報を確認したいところではありますが、公開されている情報はありませんでした。
資本金が1億円ある事やオフィスが東京や大阪にもある事を考えると、割と大きな会社である事が分かります。
投資のリスク
ソーシャルレンディング投資において必ず理解しておかなければいけないのが「投資のリスク」です。
全てのソーシャルレンディング投資にもいえる事ですが、最大のリスクは事業者の貸し倒れです。
ソーシャルレンディング業者を通して事業者に融資されたお金ですが、もし事業者の業績が振るわなくなったり資金繰りが悪化した場合は、投資したお金が投資家に戻ってこなくなる可能性があります。
今までにこういった貸し倒れなどの事故が発生していない業者であっても、今後も安全性を保証するものではありません。
リスクとリターンを各自で判断して投資されるようにお願いいたします。
さいごに
ACCECLIについてまとめると、以下の特徴がある事が分かりました。
・期待利回りは4~8%で幅広い
・優先劣後方式を採用している
2020年12月に社名を「株式会社エボルゾーン」に変更したことによって、今までの契約内容やサービスに変更はありません。
2021年には新しいサービスのリリースを計画しているようなのでどのようなサービスが出るかは期待できそうです。
ここ数年で不動産クラウドファンディングはかなり多くの業者が出現しているので、どれを選んでいいか分からない人も思いますが、ひとつの選択肢としてASSECLIを使う事を視野に入れておく事を検討してみましょう。

ASSECLIに興味がある方は最下部にリンクを貼っておきます。
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ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。