ソニーに脱帽!!「PS4のバグ発見に$50,000の賞金」

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30代会社員のなおつんです。

このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

今回は2020年6月にソニーが発表した「PS4のバグ発見に$50,000の賞金」の話題について解説します。

なおつん(左)
なおつん

直近の四半期決算の業績も追記しました。(2020年8月24日)

ソニーの発表に驚いた

㈱ソニー・インタラクティブ・エンターテインメント(SIE)が発表したニュースが話題を呼びました。

同社がインターネットで発表した記事は以下の通りです。(日本語訳あり)

At PlayStation, we are committed to providing gamers all over the world with great experiences. I’m happy to announce today that we have started a public PlayStation Bug Bounty program because the security of our products is a fundamental part of creating amazing experiences for our community.

We believe that through working with the security research community we can deliver a safer place to play. We have partnered with HackerOne to help run this program, and we are inviting the security research community, gamers, and anyone else to test the security of PlayStation 4 and PlayStation Network. Our bug bounty program has rewards for various issues, including critical issues on PS4. Critical vulnerabilities for PS4 have bounties starting at $50,000.

To date, we have been running our bug bounty program privately with some researchers. We recognize the valuable role that the research community plays in enhancing security, so we’re excited to announce our program for the broader community.

We have carefully considered what issues will be in scope at this time. You can find more information about the exact details of the program at our HackerOne page.

<日本語訳>
プレイステーションは世界中のゲーマーに素晴らしい体験を提供することをお約束します。製品のセキュリティは皆さんに素晴らしい体験を提供するための基礎である事をうけ、本日PlayStationバグ報奨金プログラムを開始したことをお知らせいたします。

セキュリティ研究コミュニティと協力することで、より安全なプレイ環境を提供できると信じており、このプログラムの実行を支援するためにHackerOneとも提携しています。PlayStation 4とPlayStation Networkのセキュリティをテストするために、セキュリティ研究コミュニティ、ゲーマー、その他の誰でも参加出来ます。また、このバグ報奨金プログラムにはPS4の重大な問題を含むさまざまな問題発見に対する報酬があります。 PS4の重大な脆弱性には$50,000の報奨金があります。

今日まで、私たちは一部の研究者と非公開でバグ報奨金プログラムを実行していました。セキュリティの強化において研究コミュニティが果たす重要な役割を認識しているため、より幅広いコミュニティ向けの今回のプログラムを発表できることをうれしく思います。

現時点で対象となる問題を慎重に検討しました。プログラムの詳細については、HackerOneのページをご覧ください。

 

製造業の営業系の部署で働く私ですが、この戦略には本当に脱帽ものです。

これを見た世界中のゲーマー達は我先にとバグを探しにかかるのは想像出来そうですし、何よりすごい事は「誰でもこのプログラムに参加出来る」という宣言がゲーマー以外の心さえも揺さぶり、メーカーの底力を見せ付けられているように感じます。

当然、長年の技術の蓄積があるソニーですからPS4のバグが無いと自信満々なはずですが、一方で技術者も虎の目を光らせているはずですので今後の展開が非常に楽しみです。

 

結果として発見者に$50,000を払ったとしても、メーカーの姿勢を十分に消費者にアピール出来た販売戦略といえると思います。

なおつん(左)
なおつん

こういう販売戦略もあるんですね。

ソニーの直近の業績

そんなソニーですが直近の業績が8月11日に公開されていたので見ていきましょう。

1回目の四半期決算が2020年4月~6月の業績の結果なので、コロナ禍真っ最中の業績になります。

コロナの影響をもろともせずに前年よりも増収増益になっています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響によってソニーの製品を生産する部品のサプライチェーンの問題が業績に悪影響を及ぼしたことや、映画分野でも映画館の閉鎖などがあった事は事実としながら、多くの企業がダメージを受けている中でソニーは黒字決算を出したのはさすがとしか言いようがありません。

新型コロナウイルスの影響は今後どのくらい長期化するか分からないので今後とも目を離せないですね。

 

企業はブランドが命

同じ製造業で働く私として今回のソニーの発表に関心した事は、今回のこの企画を考えた人も凄いですが、社内にそういう風土と仕組みがで出来上がっている事です。

企画を考える人やそれを承認する上司や役員がそれぞれ顧客を第一に考えた製品やサービスを提供しているという自覚がある事の表れだと感じとれます。

 

日本企業の武器は「品質」と「ブランド」だと再認識しましたし、こういう戦略を見習って私の本業の仕事も活かしたいと思います。

最近私の会社でも「モノを売るのではなく、コトを売れ!」というフレーズが良く聞かれるようになりました。

コトを売るという意味の本質は、「お客様は製品が欲しいのでは無くてその製品を使って実現出来る生活をイメージして購入するかどうかを判断する」という事です。

 

長い間日本企業が世界の先陣を切って多くの消費者に「日本品質」を提供してきました。

最近は日本自体も元気がありませんが、まだ日本企業が生き残れる道はあるのだと今回のソニーの記事を読んで強く思いました。

なおつん(左)
なおつん

いまさらですが「頑張れニッポン!」

このブログで様々な会社の有価証券報告書や決算報告などを取り上げて日本企業を紹介していますので、別の記事もぜひ読んで参考にしてください。

 

なおつん Lv.若手平社員

30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

私は製造業(メーカー)の営業系の部署で働いており、年に数回海外出張もします。

個人投資家として様々な投資案件もチャレンジしてFIREを目指して奮闘中です。
会社員や投資家の方にとって有益な情報を発信しています。

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