ゲーム業界へ投資、BGS(Be Gaming Station)投資とはどういう投資か?

投資を学ぶのに役に立つ

30代会社員のなおつんです。

このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

Google検索ランキングで急上昇キーワードで「BGS投資」というものがあり、非常に気になったので調べてみて分かった事を解説します。

私は投資家としてFIREを目指すために日々活動をしており、資産運用の実績なども公開していますので、気になった方は他の記事も参考にしてください。

ゲームに投資?BGS投資とは

2020年3月頃から世界で急速に流行り出した新型コロナウイルスによって「巣ごもり消費」「ウィズコロナ」などといった新しい言葉も生まれてきました。

これによって私たちの生活は大きく変化し、特に私に関して言えば在宅勤務が導入された事が大きな変化と言えます。

特にゲーム業界はコロナによって需要が大きく拡大し、任天堂の2021年3月期決算では過去最高売上の1兆7,589億円(前年比34.4%増)となるほどゲーム業界がいま盛り上がっています。

この傾向はさらに加速するとみられており、特にクラウドゲーム(オンラインゲーム)市場は2023までに約140億円規模になると予想されています。

投資家の私としては「ゲームがいま熱い」と思い、いろいろと調べていたところ、「BGS(Be Gaming Station)投資」というものが話題になっている事が分かりました。

この投資の概要はゲーミングプラットフォームを開発するための資金を募集して、その出資者がプラットフォームのオーナーとなる事で権利収入を得られるようになるというものです。

現在のゲーミングプラットフォームの代表といえば、「App Store」や「Googleplay」がありますが、これに代わる新しいプラットフォームの開発がこのプロジェクトの目的です。

 

BGS投資の運営会社の「Click Holdings 株式会社」

BGS投資を運営する会社は、半沢 龍之介が代表を務める「Click Holdings 株式会社」です。

この会社の概要は以下の通りです。

企業名:Click Holdings株式会社
資本金:1億3000万円
代表取締役社長:半沢 龍之介
事業内容:総合IT事業、ゲーム事業、映像&音楽制作事業、トラベルビジネス事業、メディア事業、ブロックチェーンテクノロジー事業、クロスボーダー事業、クリエイティブ事業
所在地:東京都渋谷区東1-1-36 1階
TEL:03-3406-7530
FAX:03-3406-7531
設立日:2018年6月1日
登録番号:東京都知事登録旅行業第3‐7627号
所属旅行業協会:全国旅行業協会正会員

Click Holdings株式会社の公式ホームページには「Click Holdingsは、IT分野におけるエンターテインメントコンテンツを、グローバルに展開していくプロフェッショナル集団です。」とあります。

ゲームの会社というよりITを主軸としたビジネスを世界で展開している会社といえます。

とくにアジアを中心とした国々と日本とのビジネスのコンサルタントをしたり、メディア関連のプロモーションや映像と音楽の作成にも幅広く携わっています。

 

次は代表取締役の半沢龍之介氏のプロフィールです。

出典:Click Holdings

中国武漢大学を卒業後に来日した後、情報工学修士を取得し、NTTデータグループのSEやマイクロソフト系列技術者向けECサイトのマーケティング責任者、グリー中国事業統括ディレクターなどを歴任している人物です。

他のサイトでは中国人などの説があるようですが、公式には発表はされていないようです。

とはいえ現在でもアジアを中心にビジネスを展開しているのは、半沢龍之介氏が中国で生まれ育ったことも深く関係してそうです。

Click Holdingsが最近話題を呼んだニュースとしては、チェーンが無い電動アシスト自転車「HOBIKE(ホンバイク)」を「蔦屋家電+」にて販売開始したことです。

別名ToGoとも呼ばれているようで、製造元は中国にHONJI(洪記両輪)だそうです。

出典:Click Holdings

このバイクは199,000円と電動バイクとしては平均的な価格といったところですが、チェーンが無いのは画期的な構造となっています。

見る限りですとClick Holdingsはゲームだけではなく、様々なジャンルのビジネスを取り組んでいる会社のようです。

投資案件として適格かどうか

今回メインで解説するClick Holdingsの投資案件は、ゲーミングプラットフォームのオーナーになって権利収入が手に入ると謳われるBGS投資ですが、実際の投資としてどのくらいの利回りがあるかを投資家の目線で考えてみました。

結論を最初に言っておきますが、BGS投資は投資としては「不適格」と言わざるを得ない案件となります。

その理由については後ほどじっくり解説していきます。

BGS投資案件の詳細
募集口数 :未定
登録金額 :$500
販売金額 :$500/1口
払込通貨 :ETH
販売単位 :代理店登録後は1口単位にて販売
収  益 :2021年2月からシェアボーナスとして会社売上から分配予定
収 益 源 :ゲーム課金、コンテンツ使用料、グッズ販売等
運 営 元 :MAGIC CENTRAL LIMITED

上記はインターネットからの情報ですが、投資を始めるためには登録金額として500ドルが必要になり、さらに1口投資するのにはさらに500ドル要るので、合計1,000ドルが初期費用として必要になります。

なおつん(左)
なおつん

なお、利回りや配当金の計算を簡単にするために「1ドル=100円」で計算しています。

この1口500ドル(50,000円)を購入すると、50,000ポイント分の暗号資産が付与される仕組みになっているようで、株式でいうと配当にあたるインカムゲインは以下のものがあります。

1,デイリーボーナスとして毎日25ポイントがもらえる。

1口保有していれば毎日25ポイントがもらえます。

先ほどの交換レートで考えると1円が1ポイントになるので、ざっくり単純計算で約25円の配当となります。

 

2,シェアボーナスで利益の最大15%をポイント保有数に応じて比例分配される。

これは少し計算が複雑ですが、投資家から集めた金額の合計が100億円で20万口集まったと仮定して、さらにBGSの利益が500億円の場合を考えると、1口保有している投資家は約37,500円の配当となります。

100,000円の投資に対して年間配当が37,500円なので、37.5%相当の配当金がもらえる事になります。

しかし、最大で15%のポイントが配当されるとの事ですので、実際はどのくらい配当されるのかは分かりません。

 

また、それ以外の配当方式もあったようですが、今ではすでに終了しているようなので考慮しません。

実際の利回りは?

結論からいうと、このBGS投資の推定の年間利回りは47%程度となりました。

上に示した「デイリーボーナス」と「シェアボーナス」が本当であるならば、25ポイント × 365日 = 9,125ポイントと37,500ポイントの配当を合わせると、合計で46,625円相当の配当金が支払われる事になり、利回りは46.625%となります。(税金は考慮していません。)

 

資産運用における一般的な利回り

現在は先進国を中心に世界的な低金利の時代と言われ、銀行金利は0.001%程度です。

金融資産には「国債」「社債」「株式投資」「投資信託」「金・銀・プラチナなど現物資産」「不動産」「仮想通貨」「為替取引(FX)」などの種類があり、利回りやリターンがそれぞれ異なります。

人気の高く多くの人の馴染みのある株式投資においては、米国企業の株式投資で年間利回りが3~7%程度と言われています。

それ以外の投資でもかなり高い利回りで年間10%いくかどうかというのが通常です。

私が実際にやっているクラウドファンディング投資(ソーシャルレンディング投資)では8%程度の利回りを出す案件もありますが、財務的に厳しく銀行から融資を受けられない不動産会社に投資するかなりリスクの高い投資が存在している事は事実です。

結論、BGS投資はリスクが非常に高い案件である可能性大!

一般的な投資と今回のBGS投資の利回りを比較すると、まともな投資家であれば投資として不適格な投資である事が判断できると思います。

10%のリターンを出すだけでもかなりすごいのに、40%以上のリターンを出すというのは、非常にリスクの高い投資であるか、そうでなかったとしても投資するには危険な匂いがする案件といえます。

特にBGS投資案件においては、購入金額がポイントや仮想通貨に代わったり、配当もポイントで配当されるなど仕組みそのものが複雑です。

その仮想通貨の裏付けになっている資産は何なのかも明記されておらず、最悪の場合は資金を引き出せなかったり、引き出せたとしても高額な手数料を請求されたりするかも知れません。

もし、BGS投資を考えている方はご自身の判断で自己責任でお願いします。

インターネットで「BGS投資」と検索すれば、いろいろな人が投資に勧誘している記事がすぐに見つかるはずです。

投資のリターンとリスクは一致する

投資においてはリスクとリターンは必ず一致するといわれています。

例えば今では銀行が企業に低金利でお金を貸してくれますが、その代わり経営が潰れそうな時には真っ先に借金を回収できるような仕組みになっています。

金利が低いぶん安全性も高いのでリスクとリターンが釣り合っています。

また別の例では、クレジットカードなどのキャッシングは金利が非常に高いですが、借りる人の多くはお金に困っている、つまりお金が無い人の場合が多いので、貸し倒れするリスクが高くなっています。

この場合もリスクとリターンが一致している事になり、世の中の投資の全てはこの理屈に当てはまる事になります。

まとめ

今回私がBGS投資について調べた結果においてはリスクの面はあまり解説されてはいませんでしたが、40%以上のリターンが出る投資はリスクが非常に高い「投資不適合」の案件という事でした。

実際に被害にあったなどの声はありませんし、もしかしたら本当にすごい投資なのかも知れませんが、私自身はBGS投資をするつもりはありませんし皆さんにオススメもしません。

普通、私たち一般庶民には良い投資案件はまず回って来ませんし、もしそんなに良い案件であれば誰にも教えずに自分だけ利益を独占するのが普通です。

しかも本当に投資案件は広告をしなくても知っている人は知っており勝手に人が集まるので、まず広告などでは宣伝しません。

この当たり前のことを理解して、正確なリスクとリターンを嗅ぎ分けられる投資家が増えてくれることを願うばかりです。

なおつん(左)
なおつん

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ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。

なおつん Lv.若手平社員

30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

私は製造業(メーカー)の営業系の部署で働いており、年に数回海外出張もします。

個人投資家として様々な投資案件もチャレンジしてFIREを目指して奮闘中です。
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