30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。
私はメーカー勤務の傍らで個人投資家として米国株や投資信託などを数百万円ほど運用しています。
今回はソーシャルレンディング「クラウドバンク」を挑戦してみた結果とその実績を公開します。
2020年10月現在、「クラウドバンク」はYouTubeやブログの広告にかなり多く宣伝をしており、実際に多くの投資家も集まっています。

出典:クラウドバンク
今までの私は割とマイナーなソーシャルレンディング業者への投資を積極的に行っていたのですが、今回はさらに投資の運用益を確保しようとソーシャルレンディングの大手で名の知れたクラウドバンクに投資する事を決めました。

ソーシャルレンディングについてはもっと学びたい方は、別の記事で詳しく解説しているので参照してください。
「クラウドバンク」の概要

出典:クラウドバンク
クラウドバンクはソーシャルレンディングサービスを提供する事業者です。
ソーシャルレンディングとは、投資家からお金を集めて別の事業者へ融資し、その利息の一部を自分達の利益として、その残りを投資家に還元すというサービスです。
クラウドバンクは2013年12月にサービスを開始し、2020年10月現在での累計応募金額は約1,144億円、事業者からクラウドバンクに償還された金額は約920億円、投資家に分配された合計の分配金は約29億円にも上ります。
クラウドバンクを通して投資される主な事業者は、不動産事業者や太陽光や風力発電を利用した再生可能エネルギーを担う事業者などです。
「クラウドバンク」の特徴
ここからはクラウドバンクの特徴を紹介していきます。
最大のウリは「待つだけ資産運用」
クラウドバンクが一番のウリにしているのが「待つだけ資産運用」という点です。
これはソーシャルレンディング全般に言える事ですが、投資家はファンドに投資をした後は基本的に手間は掛かりません。
毎月振り込まれてくる分配金を待っているだけでOKです。
株式や投資信託などの投資は価格が日々変動する事を考えると、クラウドバンクのサービスは精神的な負担は少ないといえます。
小額から投資が可能
投資は「大きな元手がないと優良な投資は難しい」といわれていたのですが、近年のソーシャルレンディングはこれらを打破する試みとして、小額から投資できる仕組みを構築してきています。
クラウドバンクは最低投資金額が1万円で、集めた資金をクラウドバンクがまとめて運用してくれるので、特に初心者の方にとってのハードルはかなり低くなっています。
平均利回りが高め
クラウドバンクが募集しているファンドの今までの実績の利回りは7.09%なので、他のソーシャルレンディングサービスの中でも割と高い利回りが期待できます。
利回り7.09%で100万円を1年間運用した場合、分配金は70,900円(税引き前)となり、投資元本と合わせると1年後には1,070,900円として受け取る事が出来ます。
ちなみに、この分配金には約20%の税金が掛かり、分配金が支払われる時に自動的に税金分が差し引かれて振り込まれます。
投資において利回りが高いという事はリスクも高くなる傾向にあるので、融資先はしっかり見極めて投資判断をした方がいいといえます。
募集している案件の多さは圧倒的に多い
クラウドバンクの一番の強みは案件の多さです。
他のソーシャルレンディング業者にはない圧倒的な案件の多さが魅力的です。

出典:クラウドバンク
常に10件程度の新規案件を募集しているので、投資家にとっては選択肢が多いのといつでも投資が始められるので大変ありがたいです。
業者によっては月に1件の募集という事もあるので、募集開始のタイミングが合わずに投資が出来なかったという事が多々あります。
運営会社の概要
クラウドバンクを運営する会社についても紹介します。
以下がソーシャルレンディングクラウドバンクを運営する「日本クラウド証券株式会社」の概要です。
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木七丁目15番7号 新六本木ビル 6F
代表取締役社長:橋村 純
資本金:100,000,000円(平成31年3月31日末)
ホームページ:https://crowdbank.jp/
売上高、営業損益、純資産の推移です。

出典:クラウドバンク

出典:クラウドバンク

出典:クラウドバンク
過去4年間の実績を見る限りでは全ての数値で順調に推移しています。
上の数値を元にした営業利益率は約53.8%と脅威の高い数値になりますが、これが業界的に標準なものかは分かりませんが、経営的には順調といえるでしょう。
投資のリスク
全ての投資において必ず理解しておかなければいけないのが「投資のリスク」です。
クラウドバンクに限らずソーシャルレンディング投資にもいえる事ですが、最大のリスクは事業者の貸し倒れです。
クラウドバンクを通して事業者に融資されたお金ですが、もし事業者の業績が振るわなくなったり資金繰りが悪化した場合は、投資したお金が投資家に戻ってこなくなる可能性があります。
幸いなことにクラウドバンクは、今までにこういった貸し倒れは起きていませんが、今後も安全性を保証するものではありません。
リスクとリターンを各自で判断して投資されるようにお願いいたします。
私の実績公開
ここからは私が実際にクラウドバンクに投資をした結果を追記方式で紹介していきます。
2020年10月22日現在 口座の開設が投資家への第1歩
クラウドバンクの口座開設の申し込みは、インターネット上で「個人情報の登録」「銀行口座の登録」「免許証やマイナンバーカードの写真のアップロード」などを行えば簡単に出来ます。
後日、ハガキが送られてくるので、そこに書かれた認証用のコードを入力すると投資が開始出来ます。

今回は口座開設の申し込みだけです。
実績については口座開設が終わり次第、随時更新していきます。
2020年10月27日現在 ファンドに投資開始
新規案件に募集しました。

出典:クラウドバンク
投資金額は2万円と少ないですが、2020年10月末から運用開始になります。

運用が上手くいく事を願います。
投資スキームは少し複雑ですが、最終的に投資家の資金は不動産事業者となっています。
以下に図を出しておきます。

出典:クラウドバンク
ちょっとスキームの複雑さはありますが、配当金を楽しみに待ちます。
2021年1月8日現在 分配金!分配金!分配金! NEW!
昨年10月末に投資したファンドですが、最初の分配金が支払われました。
カリフォルニアの不動産に投資するファンドですが、担保や保証が無いため世界的なコロナ禍の中で今後のアメリカの経済や為替の影響が大きくなるかも知れません。
最悪の場合は最終貸付先が資金を返せなくなるリスクもあるため、油断はできない状態です。
私は自己資金を分散する意味で他のソーシャルレンディング業者にも口座開設をして、実際に投資もしていますが、一つのファンドに大きな資金を投入するのではなく、広く浅く資金を分散する事がいざという時のためには重要な考え方です。
もちろんソーシャルレンディング投資は他の投資よりもリスクが大きいので、生活資金では無く余裕資金で行う必要があるのは言うまでもありません。

クラウドバンクに興味を持った方は以下にリンクを出しておくのでチェックしてみてください。
このブログでは会社員や学生さんの役に立つ情報や考え方を発信しています。
ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。