NISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)おすすめはどっち?

投資を学ぶのに役に立つ

30代会社員のなおつんです。

このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

投資や資産運用が盛んになっている今では「NISA(ニーサ)」や「iDeCo(イデコ)」という言葉が良く聞かれるようになりました。

これらの特徴については様々なところで解説されていますが、さらに分かりやすく比較していきたいと思います。

私は個人投資家として資産運用の実績を公開したり、投資に関しての情報を解説していますので、気になる方は関連の記事もご覧ください。

「NISA」と「iDeCo」の違いを比較した一覧表

早速ですがNISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)の違いをまとめたものが以下の表です。

どちらの制度も投資信託などの商品を購入して運用する事が目的ですので、通常の方法で購入するよりも税金が優遇されているというメリットは同じです。

通常、株式投資や投資信託などによって得られる利益には約20%の税金が掛かり、これが投資家にとって大きな悩みの一つでしたが、NISAやiDeCoを活用する事によって大幅な税制優遇を受ける事が可能となりました。

NISAとiDeCoの一番の大きな違いは運用したお金をいつ引き出せるかという点です。

NISAとつみたてNISAに関しては必要な時には1週間ほどでお金を銀行口座へ引き出せるのに対して、iDeCoは原則60歳まで受け取ることが出来ず、運用資金が長期間拘束されます。

どちらも長期投資を前提とした制度となりますが、iDeCoは別名「個人型確定拠出年金」と呼ばれている事からも分かるように老後の年金資金のための制度といえます。

また、NISAとiDeCoは併用する事が出来ますが、NISAとつみたてNISAは併用ができない点にも注意が必要です。

それでは次の項でどんな人がNISAに向いていてどんな人がiDeCoに向いているのかを解説していきます。

NISAが向いている人

NISAには大きく分けて2種類あり通常の「NISA」と「つみたてNISA」があります。

なおつん(左)
なおつん

分かりやすいように通常のNISAを「一般NISA」と呼ぶことにします。

それぞれ特徴が若干違いますが、一般NISAについては以下の人が向いているといえます。

・個別株を積極的に売買して利益を出したい人
・投資経験が中級~上級者の人
・運用資金に余裕のある人

一般NISAは年間120万円を最大で5年間まで非課税枠を使って運用が出来ますので、合計600万円の運用を税金が掛からず運用することが出来ます。

しかも購入できる商品が投資信託以外にも個別株や海外のETFなど非常に幅広いラインナップがあるのでこれが大きなメリットとなりますが、投資経験が3年以上の中級~上級者向けの制度となっています。

年間120万円を投資出来る資金に余裕のある人は限られると思いますし、非課税枠は次の年に繰越しできませんので、せっかくNISA枠を全て使うのであれば潤沢な投資資金がある人が向いているといえます。

つみたてNISAが向いている人

つみたてNISAが向いている人は以下の人となります。

・長期的な資産形成をしたい人
・余裕資金で少額から運用をしたい人
・投資初心者で資産運用を始めてみたい人

つみたてNISAはもともと10年~20年の長期運用を前提とした非課税制度であるため、長い時間を掛けてじっくり資産を運用したい人向けです。

年間の非課税の運用額が40万円となっており、これが20年間有効なので合計800万円まで投資が出来る制度となっております。

一般NISAと比較してつみたてNISAで購入できる商品は主に投資信託のみがメインとなるので、選択肢が少ないと感じる方もいるかも知れませんが、購入できる商品は金融庁が厳しく審査してパスしたものだけですので、投資初心者でも失敗する事が少ないといえます。

日本には投資信託が5,000商品以上あると言われていますが、絶対に買ってはいけない商品というのが95%以上あるという投資家もいるほど、劣悪な商品も存在します。

つみたてNISAではこれらの劣悪な商品を金融庁が排除したものの中から購入できるので、投資初心者でも安心して資産運用を行うことができます。

 

iDeCoが向いている人

最後はiDeCoが向いている人ですが、以下のような人です。

・老後資金を蓄えたい人
・今の家計に多少の余裕がある人
・株価の値動きに一喜一憂しない人
・少しでも節税がしたい人

iDeCoは「individual-type Defined Contribution pension plan」の頭文字から命名された制度であり、日本語に訳すると「個人型確定拠出年金」となります。

この制度の最大の特徴は60歳まで原則お金を受け取れないというもので、始める年齢によってはかなり長い期間をかけて資産を運用する事になります。

そのかわりiDeCoの掛け金は所得から控除されるため、節税の制度としても注目されており、現役世代にとっても非常にメリットの大きい制度となります。

なおつん(左)
なおつん

iDeCoの掛け金によってどのくらい節税が出来るかは証券会社のシミュレーションをご活用ください。

ただし一度iDeCoに拠出をしたお金は60歳まで引き出せませんので、今の家計に余裕の無い方はもちろん借金をしてまでiDeCoをやろうと考えている人には向きません。

今の家計に多少余裕がありしばらく使う予定の無いお金で運用するようにしましょう。

また、長期運用では株価が一時的に下落していまい損失が出る事もありますが、毎月積み立てして運用を継続する事でリスクはかなり回避できますし、絶対ではありませんが最終的に資産が大きく値上がりする事も期待できます。

今日明日の株価に一喜一憂せずに、ほったらかし投資が出来る人がiDeCoに向いている人といえます。

iDeCoは掛金と運用益ともに非課税という話をしてきましたが、ひとつ懸念点があるとすると現在は長年凍結されている「特別法人税」です。

これが再度復活すればiDeCoの資産が課税対象になる可能性がありますが、非常に古い税金の制度であるためさすがに復活する事はないだろうという声が多くあるので、今のところそこまで過度に心配する必要はなさそうです。

FIREを目指すならつみたてNISAとiDeCoの併用がベスト!

FIREは「Financial Independence and Retire Early」の空文字を取った造語で、日本語に訳すと「経済的自由と早期退職」という意味になります。

もともとはアメリカで始まった概念で最近は日本でも広がりつつあります。

FIREとは嫌な上司や仕事をやり続けながら会社の給料に依存する事なく、資産運用で得られる利益だけで生活を成り立たせる事で、40代くらいで早期退職して自分のやりたい事だけをやって自由に生きるという考え方です。

日本でも少しづつこの考え方が流行り始めており、FIRE以外にも「サイドFIRE」や「セミFIRE」という派生用語も生まれています。

これらは資産運用だけで生活費全てを賄えるようにして完全に早期退職するのではなく、資産運用をやりながらも簡単で楽な仕事をして少しだけお金を稼ぐという考え方のことです。

FIREやサイドFIREを目指すのであればつみたてNISAとiDeCoの両方をやっておくのが良いと私は考えています。

実際にFIREを達成するには少なくても3,500万円程度の資産が必要といわれており、これを3~4%の利回りで運用しながら生活をするスタイルがFIREの醍醐味といえます。

FIREのために必要となる資産はその人の生活スタイルや家族構成によって大きく変わるので、一概に3,500万円あればFIRE達成とはいえなく、人によってはFIREのために資産が1億円が必要という人もいます。

 

この記事で何度か解説しているようにiDeCoは60歳まで原則お金を受け取れないのが多少不便なところですが、今の現役世代が60歳になる頃には多くの人はまだまだ働いている時代になっている事を考えると、60歳時点で退職できるのも立派なFIREと呼べる時代が来るかもしれません。

その時までに税制優遇を最大限に受けながら長期的に間運用する事でFIREの道が開けると思っています。

つみたてNISAに関しても同じですが、非課税枠を活用しながら出来るだけ早いうちに資産形成をする事でFIRE達成が近くなると考えられます。

この状態を目指すならばやはりつみたてNISAとiDeCoは両方やるのが正解だと私は考えています。

iDeCoが使える人は現在は限られていますが、2022年からの法改正によってほぼ全ての人が対象となりますので、悩んでいる人は余裕資金でiDeCoをやる方がFIRE達成の近道になると思います。

 

「つみたてNISA」か「iDeCo」のどちらか一択ならば「つみたてNISA」がおすすめ

つみたてNISAとiDeCoの両方ができれば一番良いと私は考えていますが、もしどちらか一方だけという選択肢の場合、あくまで私の場合ですが私は迷わずつみたてNISAを選択します。

その理由はやはりiDeCoは60歳までお金を引き出せないという点にあると考えています。

もし、不慮の事故や急にお金が必要になった場合つみたてNISAでは一週間もあれば現金化することができますが、iDeCoの場合はそうもいきません。

つみたてNISAもiDeCoもある程度の生活防衛資金があり資金的な余裕がある前提で始める事をおすすめしていますが、長期間お金が引き出せないというのは精神的に負荷になる場合もあります。

しかも本気でFIREの達成を目指している人で、数年後か数十年後に達成の見込みがある人ならばiDeCoで運用するよりもすぐに現金化できるつみたてNISAの方がメリットは大きいと考えられます。

なおつん(左)
なおつん

実際は人によって状況は違うのでよく考えた上で判断しましょう。

まとめ

一般NISA、つみたてNISA、iDeCoについて違いを詳しく解説してきました。

これらの制度の違いによって向いている人とそうでない人も明確になったでしょうか。

本文でも少し触れましたが、どちらの場合も始めるならばある程度の生活防衛資金として現金を貯めてから始めるようにしましょう。

また、これらの制度で購入する商品は元本が保証されていないものがほとんどですので、リスクを正しく判断した上で自己責任で投資を行うようにしましょう。

このブログでは会社員や学生さんの役に立つ情報や考え方を発信しています。

ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。

なおつん Lv.若手平社員

30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

私は製造業(メーカー)の営業系の部署で働いており、年に数回海外出張もします。

個人投資家として様々な投資案件もチャレンジしてFIREを目指して奮闘中です。
会社員や投資家の方にとって有益な情報を発信しています。

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