<2021年6月>資産運用の実績公開とFIRE達成の歩み

投資を学ぶのに役に立つ

30代 会社員のなおつんです。

私は製造業(メーカー)の営業系の部署で働いている傍ら、個人投資家として株や投資信託を保有しながら様々な投資案件にも挑戦しています。

その中で得られた知識や失敗談を共有して同じ投資家の方やこれから投資家を目指す方に役立つ情報をお届けしています。

なおつん(左)
なおつん

今月も2021年6月現在の最新のFIRE達成率を公開していきます。

※この記事は2021年7月に更新済みです。最新の記事は下のリンクをご確認ください。

FIRE達成への歩み

2020年から流行した新型コロナウイルスパンデミックによって経済的なダメージを受けている人が多くいる一方で、資産運用を始めようとインターネット界隈では「FIRE」という言葉を最近よく聞かれるようになりました。

FIREとは「Financial Independence and Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的な自由と労働者からの早期離脱」という意味があり、このFIREを多くの人が情報発信している事で「会社に一生縛られて働きたくない」「自由に好きな事をしたい」という考えが広まっている傾向にあります。

私もFIRE達成を目指してコツコツ頑張っている一人です。

FIREについての考え方は多種多様のようですが、私が考えるFIRE達成率は以下のように定義しています。

<FIREの達成率の計算式>
金融資産 × 期待利回り / 生活費(年)× 100

要するに保有している金融資産の運用益だけで生活費の全てを賄える状態が100%とした時に、現状がどのくらいかを表している数値となります。

 

FIREの達成にはとにかく金融資産を増やしていく事が重要ですが、生活費を下げる事も必要になってきます。

生活費を下げるだけでFIRE達成への期間をかなり短縮する事が出来ます。

FIRE達成率 2021年6月3日現在

金融資産合計: 8,754,000円
期待利回り: 3.0%
年間支出:2,120,000円
FIRE達成率:12.4%

FIRE達成率は先月5月からは0.8ポイントも上昇して12.4%とという結果になりました。

投資入金額は毎月20万円弱なのに対して、先月から50万円以上資産が増えており、2021年1月に立てた目標である12%に現在6月時点ですでに到達してしまいました。

これは非常に嬉しい誤算ですが、もともと想定した利回りを3%とかなり低い目標利回りで設定していた事も要因として考えられます。

 

この1カ月間の投資額については、以下の通りです。

1、米国株 約10万円
2、投資信託(つみたてNISA含む) 約6万円
3、従業員持株会 1.2万円
4、企業型確定拠出年金 約2.6万円

特に大きく伸長したのは従業員持株会で、先月から約17万円も含み益が増えました。

なおつん(左)
なおつん

長期投資家は今日明日の株価の変動に一喜一憂はしません。

年間支出額の考え方

年間支出額は200万円強で推移していますが、内訳は「家賃」「食費」「水道光熱費」「スマホ代」「車の維持費」「雑費」などの合計の年間推定額です。

これには毎月積み立てている投資信託の積立費用も意図的に含めており、これを差し引くと実際の生活費は130万円/年くらいです。

もしこの130万円でFIRE達成率を再計算すると、達成率がかなり上昇しますがしばらくはこのままで計算したいと思います。

その理由は実際にFIRE100%を達成して仕事を早期退職するとなった場合は、今まで会社が半分支払ってくれていた健康保険などの費用を自分で負担しなければならなかったり、その他の様々なお金もかかるのであえて厳しめの数値で計算しています。

私は30代中盤にして未だに独身ですが、皆さんの生活費は年間どのくらいでしょうか。

 

FIRE達成率が上がるとどうなる?

2021年2月からFIRE達成率10%台に突入していますが、この10%が持つ意味を改めて解説します。

すごくシンプルに言うと、会社員である私は1ヵ月間のうち2日間は仕事をしなくても生活費を自動で稼げるという事です。

一般的な会社員の場合は1ヵ月間で20~22日間は仕事をします。

その理由は給料を貰って生活をするためという人が大半だと思いますが、FIREが10%達成ということは、保有する金融資産が生み出す配当金の額で生活費の10%をまかなえるという事ですので、本来は20~22日間を一生懸命働いて稼いだ給料の分の10%、つまり約2日間は働かなくても理論上は生活が成り立つという事です。

FIRE達成率をもっと上げる事によって会社に依存しなくても生きていける事を目指していますので、投資を継続して将来的に100%以上になれば一生働かなくても良いという素敵な人生が待っています。

 

金融資産の内訳

2021年6月時点での金融資産総額の内訳は以下の通りです。(現金預金は抜いて計算しています。)

 

次に全体の金融資産の比率を表したものです。(現金預金は抜いて計算しています。)

現在運用中の金融資産は合計で約870万円程度で、相変わらず米国株式と投資信託の割合が高く、合計で約7割程度を占めています。

企業型確定拠出年金が16.1%と持株会が13.0%、ソーシャルレンディングが2.4%という結果になっています。

毎月の投資額の多くが米国株と投資信託なので、これからますます米国株と投資信託の割合は増えていくと思われます。

また、2020年8月からはソーシャルレンディング投資もポートフォリオに組み入れており、全体の資産のわずかですが運用をしています。

関連記事:ソーシャルレンディング投資とは?

 

株価暴落に備えよう

現在は世界的な株高のため「バブルだ!」とか「暴落が来る!」という噂も聞かれます。

もちろんこれらの噂が本当であれば近いうちに大きな暴落が来るかも知れませんが、FIREを目指すには20~30年というとても長い期間で投資していくスタイルが基本なので気にしません。

長期間投資をしていれば1度や2度の暴落は避けられませんが、もし暴落が来たとしても特に気にする必要はなく、今まで通り同じ金額を積み立てていけばいいのです。

この時にやってはいけないのが「狼狽売り」といって、大きな含み益を出した状態で売ってしまう事です。

これによって損が確定してしまい、投資のモチベーションも一気に下がります。

とは言っても暴落が来た時には一時的な精神的ダメージもかなりあるので、もし暴落が来た時のため暴落が来たらどのくらいの資産が減るのか、また、FIRE達成率はどこまで下がるのかを常に意識しています。

私の場合、もしいまの状態から20%の暴落あった時には運用総額870万円から700万円くらいにまで下がりますので、FIRE達成率も今の12.4%から10.0%くらいまで下がります。

ここで先ほどの推移グラフを見てみると、2021年2月くらいの時の資産総額にまで落ち込むので4カ月くらいは過去に戻るという事になります。

この4カ月間をどう捉えるかは人それぞれ考え方は違いますが、私は「4か月間ならもう一度頑張れば大丈夫」と思えるので暴落が来てもそこまで落ち込むことは無いと思います。

最初にも言ったように暴落が来たからといって行動は買える必要はありませんし、積み立てを止めたりもしません。

ただひたすら積み立てを実行するだけです。確かに暴落によってFIRE達成が一時的に遠のくのは精神的にも辛いですが、「暴落時はむしろ買い時」になるので、後で株価がまた上昇した時の爆発力も高まります。

米国ETF

私が保有している金融資産の中で一番割合が高いのが「米国株式」ですが、この内ほとんどが「上場投資信託」と言われるETF(Exchange Traded Fund)です。その他はわずかに個別株を保有している程度です。

以下は米国株の保有状況ですが、米国株は基本的に配当金狙いで保有しています。(千円以下端数は切り捨てして表示)

米国株の各資産の投資額の現在含み益は505,000円程度です。

この含み益の要因としては大規模経済政策によるものと考えられています。

3大ETF(VYM、HDV、SPYD)は配当金を3ヵ月に一回は安定的に出してくれているので、直近の株価の値動きはあまり気にしないようにしています。

長期的に積み立てを実行していけば、配当金の金額も比例して大きくなるのと、毎月積み立てによって平均購入価格が落ち着き、含み益も出やすくなるので継続して投資します。

ちなみに、現在の税引後の年間の配当金額は約93,000円です。

年間配当金が120,000円になれば、実質ひと月に1万円の配当がもらえる事になります。

なおつん(左)
なおつん

米国ETFの配当金には2重課税が掛かっており、確定申告によって一部を取り戻せます。

詳細は別の記事にしていますのでご参照ください。⇩
【2021年最新】米国ETFの2重課税問題と確定申告

 

唯一の債券ETFである「BND」ですが、投資初心者の時に試しに買ってみたのが現在でも残っていてそのままという状態です。

債券ETFは新型コロナの影響をほとんど受けずに非常に安定した値動きをしています。

30代はもっとリスクを取って株式の割合を増やしてBNDの割合をもう少し減らしても良いとは思っていますが、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな株価下落を受けていた2020年の最中でもBNDだけは値動きが少なく非常に安定していたので精神を安定させてくれる意味でも役に立っています。

しかもBNDは毎月分配金を安定的に出してくれるETFであるため、今保有している分はしばらくこのままで保有を継続します。

 

つみたてNISA & 投資信託

投資信託は「つみたてNISA」「特別口座」の投資信託から構成されています。

買付けしている商品は全て老後用の資金として長期投資用のインデックス投資信託であり、買付け自体も毎月自動で口座から引き落としされているのでほとんど手間は掛かりません。

つみたてNISA⇩

特定口座⇩

新型コロナウイルス感染拡大の影響も一時はマイナス50万円くらいにまで暴落していましたが、現在では両方合わせて逆に50万円以上の含み益が出ています。

私のもっている金融資産の中でも一番堅実で着実な「長期・分散・積立」を徹底しているのがつみたてNISAと投資信託です。

NISAの最大のメリットは運用益が非課税である事で、長期的な投資では非課税の恩恵はかなり大きくなると期待できます。

お気づきの人もいるかも知れませんが、似たような商品ばかりなのが少し気になります。

これについては少しづつ整理をしているところで、一部の投資信託を売却したりしています。

今後はもっと商品点数を少なくすることで、すっきりしていこうかと思います。

なおつん(左)
なおつん

国内株式の投資信託は少しずつ売却していきます。

 

従業員持株会

私が勤めている会社では「持株会」という制度があり、従業員が任意によって自社の株を間接的に買付けできる福利厚生制度の一つです。

 

自分で株の買付けをするのではなく、会社内の「持株会組織」が従業員の給料から自分で設定した金額を毎月自動で引き落としを行い自社株の買付けをしてくれます。

 

 

持株会については別の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。⇩

関連記事:従業員持株会 メリットとデメリット

 

私は持株会に毎月12,000円の投資積立をしており、現在の評価額は以下のようになっています。

私が保有している金融資産の中でも唯一の個別株ですが、今はバブルといわれている日本株式市の状況もあってか、2021年1月になってようやく含み益が出始めて現在では約34万円の含み益にまで成長しました。

具体的な銘柄は言えませんが、決算が好調だった事もあり株価が急に伸びました。

今の会社は出来るだけ長く勤めたいと思っているので、多少の損が出ても自分のモチベーションを高めるために長期継続します。

また、私の会社は長期継続すると配当金とは別に奨励金が貰えて自動的に再投資をしてくれる仕組みになっています。

毎月の掛け金の数%が奨励金としてもらえて、自社株の購入資金に充てられます。

なおつん(左)
なおつん

従業員持株会はその企業によってメリットは違うので、もしお勤めの会社に持株会があれば検討してみましょう。

企業型確定拠出型年金

別名「企業型DC」とも呼ばれるこの制度は、政府が推進している企業の福利厚生の一つとされ、近年導入を開始している企業も増えています。

制度の特性上は定期預金や保険商品・投資信託などの金融商品を毎月定額で買付を行い、自分でこれらを選び運用をするという仕組みですが、一番大きなメリットは節税効果です。

 

企業型確定拠出年金の詳細は下にリンクを出しておきます。

関連記事:企業型確定拠出年金 メリットとデメリット 商品の選び方

 

私の場合は毎月上限額である26,000円程度の積み立てを行っており、全て投資信託によって運用しています。

現在の運用実績は以下の通りです。

企業型DCは完全に老後資金としての運用が目的であるため、私は数ある商品群の中から長期投資に向いている商品のみを選択して分散投資しています。

先月まで運用していた「国内債券インデックスファンド」ですが、全て売却してその分を「外国株式インデックスファンド」に切り替えました。

「若いうちは株式100%で運用して40代になってから債権の割合を少しづつ増やしていく方が良い。」という運用戦略が一般的ですが、私もとりあえずは最初に設定した国内・海外株式で80%を維持するポートフォリオで運用しています。

投資に少しでも知見のある方であれば企業型DCは非常にメリットのある制度なのですが、私の社内ではこの制度の有効性を十分理解している人は少ないのが少し残念です。

国内債券はおそらく必要ない

先月売却した国内債券の運用はずっとマイナスのままとなっていました。

良く考えてみれば国内債権は感覚的に現金と近い位置付けなので、「それなら現金でいいじゃん」となったのが売却の理由です。

このファンドの信託報酬は年間0.108%なので、現在の金利市場や運用成績を見ると実質的に持っているだけでマイナスなファンドとなります。

もっと早く気付いているべきでしたが、持っていても特にメリットは無いと思います。

 

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディング投資は2020年8月頃から始めた投資ですが、これも金融資産として残高に繰り入れしています。

ソーシャルレンディング投資の詳しい私の運用実績は別の記事でも紹介しているので参考にご覧ください。

関連記事:ソーシャルレンディング投資とは?

 

ソーシャルレンディング投資は通常の投資よりもリスクが高い分、高利回りが期待できる投資です。

ポートフォリオの中でより高い利回りを目指したい方にはおススメですが、ある程度の高リスクを承知の上で出資する覚悟が必要です。

なおつん(左)
なおつん

リスクが高い割に、実はあまり利回りが良くなかったりもします。
私の運用している商品の平均利回りは4.4%くらいです。

 

私は現在、合計で21万円を各ソーシャルレンディング業者に分散して運用していますが、業者の中にはちょっと危ないと噂されている業者もあるので非常に慎重に判断しています。

実際にソーシャルレンディング業界では業者の貸し倒れなどの事故や、投資金額がいつまでたっても投資家に返金されないと訴えている人などもネット上で話題になっています。

投資にはいつもリスクが付きものですが、リスクとリターンがどれくらいあるのか自分で判断出来るスキルが求められます。

 

今後の投資戦略

今後の投資戦略ですが、基本的に手動で買い増しするのは米国ETFで、それ以外の資産は毎月自動で積み立てがされるように設定しているので、これを長期的に継続し運用成績は時々様子を見る程度にしています。

米国株は今後ともHDVとVYMのどちらかを毎月10万円ほど手動で買付けを行っていく予定で、配当金がある程度貯まった時にSPYDを買い付けして資産をさらに増やしていきます。

資産を最も効率的に増やすには、自動で再投資をしてくれるインデックスの投資信託一択といわれている一方で、毎月自動で購入する投資信託は資産が増えているという実感があまり湧かないのも事実です。

しかし米国ETFは配当金として定期的に現金が証券口座に振り込まれるので、お金が増える実感を持てることから投資家としてのモチベーションも高めてくれます。

米国ETFだと配当金をもらう時には税金も掛かりますし、再投資する時にも手数料を取られるので資産を増やす上では投資信託と比べて運用効率は若干劣るのですが、それでも配当金は魅力的なので私は積極的にETFを今後とも買付けしていきます。

 

ETFやNISAなどをこれらも頑張ってずっと継続していくと、60歳になる頃には約6,000万円くらいの資産になっていると試算しています。

そのために今できる事は生活費を圧縮して投資に回せる金額を確保する事ですので、これを愚直に取り組んで最終的にFIREを達成し豊かな人生を送れるようにしたいと思います。

なおつん(左)
なおつん

この記事は月初めの3~7日の間で毎月更新していきますのでお楽しみに。

このブログでは会社員や学生さんの役に立つ情報や考え方を発信しています。

ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。

なおつん Lv.若手平社員

30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

私は製造業(メーカー)の営業系の部署で働いており、年に数回海外出張もします。

個人投資家として様々な投資案件もチャレンジしてFIREを目指して奮闘中です。
会社員や投資家の方にとって有益な情報を発信しています。

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