30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。
少し前ですが、私の勤める会社の経理部に元銀行マンが中途入社してきました。
仕事上のやり取りがきっかけでその彼と仲良くなり、行員時代の話や業界の話を聞いていました。
その元銀行マンは一般企業や不動者事業者への融資、金融商品の販売などもやっていたようで、今日食べるものも無いくらいにお金に苦心しているような人や一生食うに困らない富裕層など色んな人と接してきたようですが、中には数十億という資産を持つ超お金持ちの人との関わり合いも業務上はあったようです。
FIREを目指す個人投資家の私としては、本当のお金持ちにはどんな特徴があるのかを知りたかったので、その元銀行マン(以後Aさんとします。)に聞いて分かった事を解説していきます。

この記事は元銀行マンのAさんから聞いた話とAさん自身による主観も入っている事をご了承ください。
お金持ちの特徴 服装
一般的に知られるお金持ちのイメージは全身ブランド服を纏い高級アクセサリーと高級外車を乗り回すというイメージがあります。
さらに街を歩けば誰の目に見てもお金持ちだと分かるような格好をしているという印象があります。
Aさんによるとお金持ちはブランド好きが多いのは事実ですが、多くのお金持ちの身なりは地味すぎるくらい地味という人が多いらしいです。
普段はファストファッションを着こなし、中には十年以上前に購入したボロボロのセーターをいまだに着ている超お金持ちもいるとの事でした。
こういったお金持ちを街で見かけても絶対に資産家だと気付かきません。
また、Aさんによるとお金持ちは極端に目立つことを嫌うそうです。
お金持ちは自分の資産いかに守るかに神経を使っているため、目立つという事はそれだけ自分の資産を狙っている人の目に晒されるという事を気にしているそうです。
相手を油断させる戦略なのか、ただ単純に服装に興味がないのかのどちらかだと思います。
テレビやインターネットで目立っているお金持ちは全体のほんの一部のようで、彼らは目立つことを事を自分のビジネス戦略として行っています。
お金持ちの特徴 持ち物
お金持ちの服装については前項で触れた通りですが、持ち物に関しても「地味」なイメージが拭えないのがリアルなお金持ちだそうです。
私もこの記事を書く時には、一般的なお金持ちにはどんな特徴があるのかをいろいろ調べてみました。
ネット上の多くの記事は「服装は地味だけど靴はピカピカ、小物品などはブランドでさりげないおしゃれを忘れない。」というような表現が多いと感じました。
しかしAさんによると服装の件でも触れたように、お金持ちはおしゃれに頓着がある人は少ないため、靴も特別キレイでも汚くもないという人が多いようです。
いつも靴がピカピカというのは過大表現かも知れません。
ちなみに「金持ち=長財布」というイメージが強いですが、これも多くの場合間違いだそうです。
本当のお金持ちはそもそも財布を持ち歩きません。カードケースにクレジットカード1枚だけ入っているのが精々なくらいで、普段は自分で買い物をあまりしないため財布が必要ないというのが考え方のようです。
また、彼らが所有している自動車に関しても国産が多いとの事で、逆に収入が安定している公務員や大企業のサラリーマンの方が高級外車やビシッとしたオーダーメイドスーツなどを好む傾向にあるようです。
Aさん曰く、銀行の窓口にやってくる人の中でスーツをビシッと着て来る人は公務員か普通の会社員で、Tシャツなど割とラフな格好で来る人はお金に困っている人か富裕層のどちらかという事らしいです。
一概にはいえませんが、銀行マンとして長い間お客さんを見ているとある程度の傾向は見えてくるようです。
お金持ちの特徴 行動
「お金持ちは読書量が多い」という記事は良く見かけますが、これはかなり正しいと思います。
Aさんが超お金持ちに直接聞いたわけではありませんが、知識の量が半端じゃないというのが彼らに共通している事実のようです。
銀行の業務では事業者に対して融資の相談などもするため融資条件を提示する事がありますが、超お金持ちは銀行マンの話を鵜呑みにはせずに自分で必ず勉強し、自分が納得がいかなければ絶対にYesと言わないのが共通しているようです。
お金持ちは自分の資産が増える事と守る事に神経を注いでいるので金融や経済の知識はもちろん、政治や国際関係の幅広い知識も持っている事が特徴です。
これだけの知識を持つには読書など勉強している以外には考えられないとの事でした。
私のようなサラリーマンは会社で働くだけで精一杯ですが、富裕層はお金がお金を生む仕組みが出来上がっているので勉強する時間がたくさんある事は関連がありそうです。
超お金持ちは時間とお金を持て余しているので、趣味で体を使って健康になったり読書をして知識を増したりする事でさらにお金持ちになるという良い循環になっています。
お金持ちの特徴 思考
「お金持ち=意識高い」と思われるようですが、Aさんによると半分は正解で半分は間違いという事のようです。
Aさんがとある超お金持ちの話を聞いている時に語ってくれたそうなのですが、「お金持ちは貧乏人を搾取している」と一般的に思われているのには本当に遺憾だとAさんに話していたそうです。
この超お金持ちの話を要約すると以下のようでした。
上記のコメントは超お金持ちの話を聞いたAさんを通じて私が文章にしたものなので、一字一句正しい表現ではわけでは無いと思いますが、「搾取をしているのは労働者の方だ!」という強いメッセージ性を感じました。
これは意識が高いというよりも、私のような一般人よりも思考力が一段も二段も上をいっているようで、普通の人には理解されないお金持ちの苦悩があるという事なのかも知れません。
まとめ
「お金持ちになりたいならお金持ちの行動を真似すれば良い。」と昔に本で読んだことがあります。
今回、Aさんの話を聞いて真似できる事とすればまずは本を読んで勉強をする事かなと思いました。
またお金持ちはケチという印象も強いですが、お金を与える事に意義があると判断すれば大金でも迷わず払うという行動パターンからは、お金に対する考え方の軸をしっかり持っているという事だと思います。
私も個人投資家として人に与えられるように、労働で得た収入を少しでも投資に回していこうと思っています。
このブログでは会社員や学生さんの役に立つ情報や考え方を発信しています。
ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。
お金持ちが搾取しているというのは間違いだ。資本主義社会では投資が経済を回すことで企業が発展し雇用が生まれる。
雇用が生まれなければ多くの人が生活も出来ない。
私は投資行為は「与える事」と同じと考え、自分の大切な資産をリスクを負ってまで投資する事で社会に還元している。
極端な言い方かも知れないが、労働者は家に帰ればテレビを見てご飯を食べて寝る。会社で言われた事さえやっていれば、最低限の生活が出来き娯楽を楽しむことも出来る。家も建てる事が出来るし車も買える。
誰かから与えられた娯楽を楽しみ、与えられた商品やサービスをただ消費するのみ。
与える側と消費する側のどちらが搾取をしているというのか。
資産家というのはそういう使命と役割を持った職業であり果たすべき義務である。