【速報】オルカンに“レバレッジ版”登場!auAM「レバカン」の全貌と賛否――普通のオルカンとの違いを徹底解説
世界株式インデックスとして多くの投資家から支持される eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称「オルカン」)――そのオルカンの“レバレッジ版”とも言える新ファンド、「auAMレバレッジ・オールカントリー」 が auアセットマネジメント から登場しました。
株価変動を2倍にすることでリターンの拡大を狙うこの新商品は、注目と同時に警戒の声もある「ハイリスク・ハイリターン型ファンド」です。本記事では内容、メリット・デメリット、通常のオルカンとの違い、どんな人向けかを詳しく解説します。
1. レバカンとは? 基本スペックと目的
レバカンは、世界の株式市場を対象とするインデックス、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み・米ドルベース)をベースに、投資成果を“約2倍”にすることを目指した、レバレッジ型の追加型投資信託です。
- 設定日:2025年12月19日
- 募集開始:2025年12月15日(販売会社:主にマネックス証券・楽天証券など)
- 運用方針:MSCIオールカントリーの値動きにレバレッジをかけて、リターンとリスクを約2倍に拡大
つまり、オルカンのような“世界株式への投資”の思想をベースにしつつ、「もっと大きな値動き、もっと大きなリターン」を狙えるようにしたファンドです。
ただしその分、下落時のダメージも2倍になるため、性格としては「積極運用型」「短期〜中期での上振れ狙い」に近い設計となっています。
2. なぜこのタイミングでレバレッジ版? 背景と狙い
近年、低金利とインフレ、世界経済の不確実性の中で、「インデックス投資で安定」だけでは満足できない投資家も増えてきています。特に、長期運用に慣れた投資家や、リスクを受け入れられる人にとっては、「もう少しリターンを大きく、でも広く分散も」というニーズがあります。
そこに応える形で、世界株式の広がりを持ちつつ、レバレッジでリターンの拡大を試みるファンドが生まれた――というのが今回の「レバカン」です。
また、過去に同じく auアセットマネジメント が提供したレバレッジ型ファンド(例:NASDAQ100連動のレバレッジファンド)で一定の運用実績やノウハウがあったことから、今回の世界株対応レバレッジ型にも期待が集まっています。
3. レバカンのメリットと“普通のオルカン”との違い
■ レバカンのメリット
- 世界株式に分散投資しながら、大きなリターンを狙える
- 株高相場や世界経済の成長を強く反映するため、上昇を最大化できる可能性
- 資産形成の“スピードアップ”を目指す人に向いている
- 世界分散+レバレッジで、“攻めの全世界株投資”として一本化できる
■ 通常のオルカンとの主な違い
| オルカン(全世界株) | レバカン | |
|---|---|---|
| 値動き幅 | 指数連動(1倍) | 概ね指数の約2倍 |
| リターンの期待値 | 安定的/中長期の成長 | 大きな上昇の可能性 |
| リスク | 市場全体の下落リスク | 市場+為替の変動 × レバレッジ |
| 運用の向き | 長期投資・安定重視 | 上振れ重視・積極運用型 |
つまり、オルカンが「どんな相場でも堅実に世界経済の成長をとらえる」のに対して、レバカンは「相場が上振れしたときに大きく取りに行く」ためのツール、と言えます。
4. 注意点・リスク ― レバレッジの裏側で気をつけること
- 値動きが激しい:上がるときは大きく、下げるときも同様。特に暴落期には想定以上のマイナスになりやすい。
- 為替変動の影響大:世界株式かつ外貨建て資産なので、円高になれば為替差損がそのまま影響。
- 長期保有で必ず報われるわけではない:レバレッジ型ファンドは長期間の複利で運用する際、理論どおりのリターンにならないこともある。複利効果や再投資のタイミングで差が出やすい。
- 新NISAなどの非課税枠対象外:レバレッジ型のため、新NISAの枠では運用できない可能性が高い。
- 精神的なストレスが大きい:価格の乱高下で「根気よく持ち続ける」には相応の心構えが必要。
5. レバカンはどんな人に向いているか? 向かない人は?
✔ レバカンが向いている人
- 世界株式への分散投資に興味がある
- 多少の値動きの大きさを受け入れられる/リスク許容度が高い
- 資産形成のスピードを重視する/将来大きく増やしたい
- 相場の上振れを取りにいきたい、中期〜長期でチャレンジしたい
✘ レバカンが向かない人
- 値動きのブレ幅が気になる/安定を重視する人
- 初めての投資・投資初心者で、心配性な人
- 長期での安定収益を目的とする人(年金代わりなど)
- 精神的に価格の下振れに耐えられない人
6. まとめ — オルカンの“上乗せバージョン”として捉えるのが現実的
「オルカン+レバレッジ」であるレバカンは、世界への分散投資と大きなリターンの両立を狙う、“攻めの全世界株式投資”の選択肢として登場しました。
しかしその分、値動きの振れ幅や為替リスク、長期運用の不確実性も大きく、初心者が安易に飛びつくべき商品ではない</strong、というのが正直な印象です。
投資経験があり、リスク許容度が高く、将来の資産を攻めて増やしたい人にとっては魅力ある選択肢になり得ます。一方で、「老後の安定資産」「コツコツ積み立てによる資産形成」を望む人には、従来のオルカンや別のインデックス投信の方が無難かもしれません。
もしよければ、このレバカンを **通常のオルカン/インデックス投信/債券など** と組み合わせた「複合ポートフォリオ例」も作ってみます。ご希望されますか?
