30代会社員のなおつんです。
レバレッジ型の投資信託の人気が急上昇中ですが、「長期投資には向かない」「ハイリスク・ハイリターンなので危険だ」などという意見もあるのは事実です。
この記事では実際に私がレバレッジ型ファンドに積み立て投資を長期間行い、結果がどうなるのかの実績を公開しています。
私は様々な資産運用の実績をこのブログで公開しているので、興味がある方は関連記事をぜひご覧ください。
「ツミレバ」とは?
ツミレバとは、「積み立て」と「レバレッジ型ファンド」を掛け合わせた造語で、大和アセットマネジメントが提唱している言葉です。
大和アセットマネジメントが運用するレバレッジ型ファンドの代表商品として「iFreeレバレッジ NASDAQ100」という商品がありますが、通常のNASDAQに連動する商品よりもハイリスク・ハイリターンであるため一部の投資上級者のみが扱える商品という印象がありました。
しかし、ここ最近ではインデックス・ファンドだけでは物足りないと感じてきた投資中級者もレバレッジ型ファンドに投資を始める人が増えているようです。
ハイリスク・ハイリターンともいえど、積み立てして長期運用すればインデックスよりも高いパフォーマンスを出す事を期待して「ツミレバ」を行う投資家が増えています。
最近の流行に乗っかり、投資家の私も余裕資金の一部でツミレバを始めて億り人を目指してみようと決心しました。
レバレッジ型ファンドについて詳しく知りたい方は関連記事をご確認ください。

ツミレバにはネット上でも賛否両論がありますが、私の実績を参考にして検討してみてください。
2022年2月のツミレバの運用実績
さっそく私のツミレバの実績の公開をします。
投資している商品は「iFreeレバレッジ NASDAQ100」です。
2022年2月現在までの積み立て金額と評価額が以下のグラフです。
私がツミレバを始めて半年が経ちました。
結果はご覧の通り、投資額22,880円に対して評価額20,734円と約2,000円ほどマイナスです。
投資額に対する評価額は約10%も下落しました。
まだ金額は小さかったため、ダメージは少ないと思うかも知れませんが、これを10年以上続けた時に少しの調整局面で10%以上も下落するのは、私のメンタル的にどうなるのか少し心配です。
ちなみに積み立て金額は、最初の頃は毎月2,000円に設定していましたが、2022年2月からは毎月4,000円に設定しました。
NASDAQ100指数との比較
ちなみにここ1か月間のNASDAQ100指数とレバナス100の比較チャートです。
チャートを比較する便宜上、NASDAQ100指数を「QQQ」というETF、レバナス100を「TQQQ」というETFにて比較しています。
この1ヵ月で指数は7.3%ほど下落していますが、レバナスになると22.4%も下落しています。
レバレッジは単純に指数の2倍の値動きと考えている人は注意してください。
日々の値動きは2倍程度ですが、時間が経てば経つほど指数から離れていくようになっています。
このように、レバレッジ型ファンドは金額が上がれば上がるほどインデックス投資よりもハイリスク・ハイリターンである事が分かります。
ツミレバを検討している人は、全額を一気に投資するのではなく、もし価値がゼロになっても問題ないと思えるような余裕資金だけで行うようにしましょう。
今月のツミレバ+長期運用の結果と所感
結果から分かるように、今月はマイナス2,000円となり残念な結果となりました。
しかし、毎月積み立ての強みは購入価格を平均化できることにあります。
現在までの投資額と評価額の差はまだまだ小さいですが、今後はこの差がぐっと広がるかと予想出来ます。
価格が下がるという事は購入単価が安くなるという事なので、今後はレバナスが長期運用でどうなっていくのかが楽しみにもなりました。

今後、ツミレバで資産規模が大きくなった時にどうなるかはお楽しみに!
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