30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。
2021年6月現在、SBI証券から新たな「Vシリーズ」が誕生したという事で投資家界隈で大きな話題を呼んでいます。
私は個人投資家として様々な投資にチャレンジしており、その実績をこのブログでも公開しています。
気になる方は他の記事もご覧ください。
SBI証券からS&P500に投資出来るファンド!

出典:SBI証券
SBI証券は国内のネット証券として投資家に非常に人気の高い証券会社であり、2021年3月末時点では600万口座を突破しています。
コロナ禍で投資を始めている人も多くいるようで、各証券会社もこぞって手数料の引き下げやサービス拡充に力を入れてきています。
2021年6月にSBI証券から「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500」が名称を変更して再登場した事が話題になりました。
「S&P500」というのは、米国の代表的な企業500社の株価指数のことです。
日本の代表的な株価指数は「日経平均株価」や「TOPIX」などがあるので、聞いた事ある人は多いと思います。
S&P500という指数は、約40年間で大きく右肩上がりをしており、新型コロナショックやリーマンショックなど世界的な経済危機を何度も乗り越えながらも上昇を続けています。

出典:Google検索
このS&P500にまるまる投資出来るファンドが、今回SBI証券からリニューアルされた「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」です。
ちなみに変更前の名称は「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」となります。
このファンドの実質的な投資先は米国の上場投資信託である「VOO」という銘柄に投資しているため、別名「SBI・VOO」と呼ばれる事もあります。
SBI証券によるとSBI証券の販売金額ランキングでは1位となっているほど人気のファンドとなっています。
ライバルのファンドとの比較
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」ですが、楽天証券からも同様の商品が販売されており、それが、「楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド)」です。
厳密にいうとS&P500の構成銘柄の株式と全米株式は違うのですが、両指数の長期チャートはほとんど差が無い事や、全米株式の中でS&P500の構成銘柄の時価総額が占める割合はかなり大きいので、ここでは同様に扱って紹介します。

全米株式とS&P500の割合のイメージ
楽天・全米株式インデックス・ファンドは「楽天・VTI」と呼ばれ、こちらも投資家に非常に人気のあるファンドであり、私もつみたてNISAを活用して毎月積立購入をしています。
また、ファンドアナリストが選ぶファンドセレクション2021にも選定されている優良なファンドといえます。

出典:楽天証券
以下がSBI・V・S&P500と楽天・VTIを比較した表です。
一番注目するべきはSBIの信託報酬の安さです。
SBI証券はもともと業界で手数料最安値を謳っており、投資信託以外でも株式の買付け手数料や為替コストもかなり安いのが特徴としている証券会社です。
一方で楽天証券の楽天・VTIは0.1%台とか信託報酬はかなり低めです。

SBI・S&P500と比較すると楽天・VTIの信託報酬が高く見えますが、楽天もかなり健闘しています。
また、上記以外に発生する費用も含めた実質的なトータルコストは以下のようになっています。
どちらもトータルコストとしてはかなり優秀ですが、SBI・V・S&P500の方が若干良い成績になっています。
証券会社で選ぶのもアリ?
ここまでは投資商品の紹介とライバルファンドとの比較をしました。
結果としてはSBI・V・S&P500の方が手数料が安い事が分かりましたが、どちらの商品もかなり優秀なファンドで、長期投資においてはかなり好成績が期待できる商品です。
そのため、手数料だけではなく証券会社のサービスでも比較して購入するのも良いと思います。
例えば株式の購入を普段からしている人は、手数料の安いSBI証券を選ぶのも良いですし、投資信託を楽天ポイントで購入できたり、ポイントを貯めたりできる楽天証券が好きな人は楽天証券でも選択としては良いと思います。

私は楽天ポイントの還元サービスが好きなので、楽天証券をメインで使っています。
最近ではポイント還元のサービスが過熱しており、以前から楽天証券で行っていた積立購入でポイントを還元するサービスをSBI証券が追従する形で2021年6月末から始める事が発表されています。
どちらの証券会社も良し悪しがあるので、自分の投資スタイルがあった証券会社を選ぶと良いと思います。
SBI証券への要望!
最近SBI証券は様々な商品やサービスを発表しています。
それ自体は投資家にとって非常に嬉しいニュースではあるのですが、あえて私の要望を言えば、「SBI証券×三井住友カード」でポイントが還元される新しいサービスの対象に「iDeCo(イデコ)」を入れて欲しいと思っています。
私は会社員であり、会社が確定拠出年金を行っている事からiDeCoは現在出来ません。
しかし、2022年10月からは法改正によりほぼ全員がiDeCoの対象となる事がほぼ確実なので、どの証券会社でiDeCoをしようかと迷っています。
上記の要望を満たしてくれるのであれば、迷わずSBI証券を使ってiDeCoの運用をしたいと考えています。
私からSBI証券への要望をまとめると以下の2つです。
・ポイント還元率を1%へ
この2つが叶えばSBI証券でiDeCoを満額まで積立運用したいと思います。
SBI証券の担当者がこの記事を見ているかは分かりませんが、ひとつの意見として参考にしていただければと願うばかりです。
これからもっとサービスの改善が激化していく事が予想されるので、お互いどのようなサービスが出てくるかは楽しみです。
これらを総合的に判断して証券会社や投資先を選びたいと思います。
まとめ
2021年6月から商品名が変わったSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)について解説してきましたが、特徴は以下の2点です。
・証券会社の好みやサービスの内容で選ぶのも良い
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ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。