奨学金の一括返済&繰上げ返済は必要か?

生活の役に立つ

30代会社員のなおつんです。

このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

私は会社員をしながら投資家としてFIREを目指して日々活動しており、資産運用の実績や投資に関する記事もこのブログに書いていますので、気になった方はぜひ他の記事も見てください。

今や大学生の2人に1人は利用しているという奨学金ですが、一括返済または繰上げ返済するべきかという事について投資家としての意見を述べたいと思います。

結論、奨学金の一括返済はしない方がいい

早速結論ですが、投資家は一括返済や繰上げ返済はしません。

「投資と奨学金がどういう関係があるの?」と思われるかもしれませんが、これについては「金利」が深く関わってきます。

今は先進国を中心として世界的な低金利の時代でもあり、その影響もあってか一般的に奨学金を借りるときの金利は年間で0.1~1.5%程度です。

つまり100万円を借りた場合、1年間に発生する利息は1,000~15,000円くらいです。

その一方で株式投資によって得られる年間の利回りは平均3~7%となっており、100万円の株式を保有しておくと30,000~70,000万円が増える計算になります。(税金は考慮しない場合)

もちろん株式投資はリスク資産なので増える年もあれば減る年もあるため一概には言えませんが、長期運用においてはこのくらいの利回りに落ち着きます。

同じ100万円の元本でもこの金利差によって発生する利息や運用益は異なる事が分かります。

分かりやすく表したのが以下の図です。

 

仮に100万円の奨学金を金利0.1%で借りている人が、その100万円を全て株式で運用して3%の運用益を得られた場合は、30,000円の利益の中から1,000円を返済するだけなので、単純計算で29,000円の利益になります。

株式の運用益 - 支払金利 = 利益

もちろん株式の運用益には税金が掛かりますし、金融市場の動向によっては3%の運用益が出るとは限りません。

しかしここで分かる事は、上記が成り立つ前提で考えると他人から借りたお金で利益を出せる事に気付けると思います。

 

例えばいま100万円の現金が手元にあり、同時に奨学金の残債も100万円ある場合を考えると、

若手1左

借金なんだから余裕のあるうちに全額返した方が良い!

と思う人も多いと思いますが、投資家であればこの100万円を株式などで運用して利益を出しながらゆっくり奨学金を返済するという方法を取るのが賢い方法と言えます。

とは言っても個人によって事情も変わるので、人によって様々なケースがあると思いますし、しつこいようですが投資にはそれなりのリスクもあるのでその点を十分に理解しておく必要があります。

 

 

私の返済中の奨学金

私も学生の頃に300万円程度の奨学金を借り、社会人になってから返済を開始して今でも毎月返済を続けて40歳手前までこの返済が続く予定です。

私の借入れ金利が1.5%ですので、返済が長引けばそれだけ返済総額が増える事になります。

しかし、私は一括返済や繰上げ返済をする予定はありません。

その理由は投資によってそれ以上の利回りと利益を出せているためです。

奨学金の一括返済はせずに、出来るだけ投資資金に回す事で借入れ金利以上の利回りと収益を出す事に成功しています。

特に今では「老後2,000万円問題」や「老後破産」などと言った将来が暗い話題も多く、それに新型コロナのパンデミックによって投資を始める人が増えているようです。

少し前だと「借金があるのに投資なんてして大丈夫なの」と言われて、あまりこの考えが理解されない事もあるようでしたが、投資や資産運用が一般的になってきている今では理解出来る人も多いかも知れません。

なおつん(左)
なおつん

借金でお金が増える仕組みは、簿記・会計・財務関連を勉強するとより理解しやすいかも知れませんね。

実際の私の資産運用の実績もこのブログで公開して毎月更新しているので、合わせて見てくれると嬉しいです。

 

「良い借金」と「悪い借金」について

奨学金は「借金」ですので、いつかは返済しなければいけません。

でも借金には「良い借金」と「悪い借金」が存在し、その違いは「借金で資産を買うかどうか」です。

以下に良い借金と悪い借金をまとめていますが、注意して欲しいのは人によってモノの価値観が違うため、一概には断言は出来なく以下のリストは私の偏見も多少入っています、

良い借金
・会社設立時の資金
・事業拡大時の借入れ金
・広い意味での投資の借金(自己投資なども含む)
・不動産の購入資金(自宅の購入は賛否あり)
悪い借金
・高級ブランド品の購入資金
・贅沢すぎる食事の資金
・必要以上に他人に奢る消費
・クレジットカードのリボ払い
なおつん(左)
なおつん

注意!ブランド品や贅沢な食事そのものを否定しているわけではありません。
借金までして身の丈に合わないモノを買ったりする事が「悪い借金」の代表例として挙げています。
明日の活力になる贅沢な食事も時には必要ですよ。

これらをまとめると、良い借金には借金以上のリターンがある一方で、悪い借金にはリターンが無い若しくはリターンが少ないものに分類される事が分かると思います。

良い借金はすればするほどそのリターンは大きくなり、最終的に自分に返ってきますし、確実に人生を豊かにしてくれます。

ちなみに住宅の購入資金のための借金ですが、これも賛否両論あり一概には言えません。

「人生を掛けてでも自分の城を築くんだ」という事が人生の目的であるならば、購入するために借金する事は良いと思います。

また、自宅用の不動産ではなく、購入した不動産を他人に貸すための購入資金の借金も良い借金といえます。(借入金額よりも大きいリターンが得られるため。)

 

奨学金は物議を醸す話題が多いが正しく理解すれば、、、

奨学金に関するニュースで多いのは、「社会人になってから返済が出来なくなった」という例や「そもそも返済する義務がある事を知らなかった」という事で後からトラブルになるケースです。

これについては借りる側が正しくこの制度を理解する必要があるのと、奨学金を貸す側も「借金」だという事をきちんと学生に理解されるなどの取り組みがもっと必要です。

この両者の溝は非常に深いため、ここでは詳しくは取り上げませんが、投資家という視点から見ると借金というものを正しく理解し付き合っていく事が求められます。

なおつん(左)
なおつん

投資と借金は絶対に切り離しては語れません。

このように奨学金は良いニュースばかりではなく、物議を醸している制度ではありますが、金利と制度そのものに目を向けると非常に優秀な借金といえます。

投資家である私は金利を払ってでも奨学金をもう一度借りたいくらいですが、学生の当時はそんな事を考えもしなかったのと、30代になってからは残債がだいぶ減っているので、今となっては完済するのが少し惜しいくらいです。

 

まとめ

今回は奨学金は一括返済&繰上げ返済するべきではないというお話を解説しました。

また「良い借金」と「悪い借金」についても触れていきました。

あくまでこれは投資家の目線であるため、個人の考え方や置かれている状況によっても変わって来るかと思います。

重要なのは、お金について日々思考をして、その時々で最適な行動をするだと私は思っています。

奨学金は学生にとって非常に大きな借金を背負う事になり、しかも社会人になると返済が始まりますので、お金については親がしっかり教育する事が求められる時代になりました。

日々、アンテナを広げて情報収集と勉強をしていくようにしましょう。

このブログでは会社員や学生さんの役に立つ情報や考え方を発信しています。

ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。

なおつん Lv.若手平社員

30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

私は製造業(メーカー)の営業系の部署で働いており、年に数回海外出張もします。

個人投資家として様々な投資案件もチャレンジしてFIREを目指して奮闘中です。
会社員や投資家の方にとって有益な情報を発信しています。

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