「いま、どんな投資がアツいの？」
株式市場は日々動き続けており、昨日のトレンドが今日には色あせてしまう世界です。
2025年もまた、新たなテクノロジーや経済の動向によって、多くの投資トピックが注目を浴びています。
本記事では、2025年7月時点で特に話題となっている投資テーマをまとめてご紹介します。
初心者の方にも分かりやすく解説しますので、ぜひ今後の投資戦略の参考にしてください！
1. 生成AIブームが再加熱
ChatGPTをはじめとした生成AIは、2023年から急速に世界を席巻しましたが、その勢いは2025年も衰えません。
特にAI関連の半導体企業（NVIDIA、AMD）、AI SaaS企業、そしてクラウド基盤を提供する大手IT企業への投資熱が再燃。米国市場では「AIバブル第2波」とも言われる動きが出ています。
しかし、株価の高騰に伴うPERの過熱も指摘されており、投資する際は慎重な分析が必要です。
2. インド株への注目が急上昇
近年、「中国リスク回避」の動きが世界中で高まっており、インドが次の成長エンジンとして注目されています。
IMFの2025年見通しでは、インドのGDP成長率は6.9%と予測され、人口増加による内需拡大も追い風です。
特にIT、製造業、消費市場関連の企業が注目されており、日本国内でもインド株に投資できるETFの人気が急上昇しています。
- iシェアーズ MSCI インドETF (INDA)
- NIFTY50連動型ETF
ボラティリティは高いものの、分散投資先として魅力的です。
3. グリーン投資が再び脚光
脱炭素社会の実現に向けた世界的な動きは2025年も継続中。
特に米国の大統領選を前に、環境関連政策への期待からグリーン投資が再び注目されています。
主な投資対象は：
- EVバッテリー関連（パナソニックHD、CATLなど）
- 水素関連企業（エア・リキード、トヨタ自動車など）
- 再生可能エネルギー（ネクステラ・エナジーなど）
東証でも再エネ関連株が動意づいており、個人投資家の関心が急上昇しています。
4. 高配当ETF投資の人気再燃
2024年後半から金利の頭打ち感が出てきたことで、インカム投資が再び注目されています。
米国市場では以下のETFが人気：
- VYM（バンガード 米国高配当株ETF）
- SCHD（チャールズ・シュワブ 高配当株ETF）
- SPYD（SPDRポートフォリオS&P500高配当ETF）
配当を再投資しながら長期運用するスタイルが、FIRE志向の若い世代からも支持されています。
5. コモディティ投資が再注目
地政学リスクや世界経済のインフレ懸念から、2025年もコモディティ投資への注目が続いています。
特に金（ゴールド）は2025年6月、史上最高値を更新し、再び安全資産として脚光を浴びています。
投資手段の例
- 金ETF（SPDR Gold Sharesなど）
- 商品指数連動型ファンド
ただし価格変動が大きいため、ポートフォリオの一部としての活用が基本です。
まとめ｜投資の世界は「変化こそチャンス」
2025年も、生成AIをはじめとするテクノロジー投資、インド株、グリーン投資など、多様な投資テーマが目白押しです。
世界情勢の変化に伴い、投資対象は日々入れ替わりますが、大切なのは「情報収集」と「分散投資」の視点。
短期的なブームに惑わされすぎず、自分の投資スタイルに合う分野を見極め、長期的に資産を育てていきましょう。