【最新版】楽天SCHD(楽天・シュワブ米国高配当株式)の2025年分配金まとめ|年間320円の意味と今年の徹底振り返り
楽天SCHDは開始以来急速に人気を拡大し、米国高配当ETF「SCHD」を実質的な投資先とすることで、安定した配当収入と値上がり益の両立を狙える商品として注目されています。
1. 2025年の楽天SCHD 分配金実績(四半期ごと)
楽天SCHDは「四半期決算型(年4回の分配金)」であり、毎年2月、5月、8月、11月に決算が行われます。2025年の各分配金は以下の通りでした。
- 第1期(2月25日決算):85円
- 第2期(5月26日決算):70円
- 第3期(8月25日決算):80円
- 第4期(11月25日決算):85円
結果、年間合計は320円(1万口あたり)となりました。
四半期ごとに金額差(70〜85円)があるのは、高配当株式ETFの配当収入や為替の変動によるもので、特にドル円の影響は大きな要素になります。
2. 年間利回りの計算:楽天SCHDは実質どれくらいの利回り?
2025年11月末時点の基準価額は約10,600〜10,700円で推移しています。この基準価額をもとに年間利回りを計算すると以下の通りになります。
年間分配金 320円 ÷ 基準価額 10,692円 ≒ 2.99%
利回り約3.0%というのは、米国高配当ETFをベースとした投信としては標準的な水準です。利回りだけで判断するのではなく、株価上昇による値上がり益と合わせて「トータルリターン」で見ていくことが重要です。
3. 分配金が変動する理由:何が金額を左右したのか
分配金は「収益(配当+売買益+貸株料など)」から支払われるため、さまざまな要因が影響します。2025年に金額が変動した主な理由は以下の通りです。
- 組入銘柄の配当変動
米国企業は増配傾向が強い一方、一部セクターでは減配や利益調整もあり、その影響が反映されます。 - 為替の影響(円安・円高)
分配金はドル建てで受け取ったものを円換算するため、ドル円レートにより大きく増減します。 - 評価損益の計上
ETFを売却した利益が分配に回る場合があるため、市場環境の影響が出ます。 - 貸株収益・運用コストの変動
有価証券貸付による収益も分配原資となり、金利環境によって上下します。
楽天SCHDの分配金は安定的ではあるものの、必ずしも一定ではない点には注意が必要です。
4. 投資家がチェックすべき5つのポイント
楽天SCHDを継続保有する際、最低限確認しておきたい項目をまとめました。
- ① 分配金の構成
配当・売買益・貸株収益など、どこから分配されているか。 - ② 分配方針の安定性
将来の分配金は保証されていないため、金額が上下する前提で考える。 - ③ 再投資 vs 受け取り
新NISAでの再投資設定は長期リターンに大きく影響します。 - ④ 税金面での扱い
分配金は課税対象。NISAか特定口座かでも税額が変わる。 - ⑤ ポートフォリオへの組み込み方
コア資産にするのか、サテライト(補完)にするのかを決める。
5. よくある質問(FAQ)
Q1. 分配金は毎回一定ではないのですか?
A1. 一定ではありません。配当収益、為替、売買益などにより変動します。
Q2. 年間320円は高い?低い?
A2. 高配当戦略としては標準〜やや高めの水準です。ただし利回りだけで判断せず、値上がり益も含めて総合的に評価しましょう。
Q3. 来年の分配金はどうなりますか?
A3. 将来の分配金は市場環境に左右されるため確定的な予測はできません。特にドル円と米国企業の配当動向が重要です。
6. 2025年の総括:楽天SCHDは「着実な1年」だった
2025年の楽天SCHDは、四半期ごとに金額差がありつつも、年間合計320円、利回り約3%前後という安定的な数値で着地しました。市場全体の上下動を踏まえても、「着実な1年だった」と言える内容です。
高配当戦略は「長期でコツコツ積み上げる」スタイルと非常に相性が良いため、今後も再投資を含めた中長期戦略を続けることが大切です。
来年以降は、米国企業の配当動向、金利、為替が大きな鍵となります。最新の決算や市況を確認しつつ、無理のない範囲で資産形成を進めていきましょう。
