60歳からでも遅くない！今から始める資産形成と“第二の人生”を豊かにする方法
「もう60歳だし、老後のための資産形成なんて遅すぎる…」
そう感じている方は少なくありません。しかし実際には、60歳からでも資産形成は遅くありません。むしろ、60代だからこそ冷静に判断できること、経験があるからこそ選べる選択肢がたくさんあります。
本記事では、60代から資産形成を始めても間に合う理由、そして今日から実践できる具体的な方法を徹底解説します。
途中で関連する記事を紹介しているので、気になるテーマがあれば読み進めてみてください。
60歳からでも資産形成は遅くない理由
■ 理由1：人生100年時代、60歳はまだ“後半戦のスタートライン”
人生100年時代と言われる現代において、60歳からの人生は40年続く可能性があります。
これは言い換えれば、40年という長期間の運用ができるということです。
もちろん、リスクの高い投資をすべて行う必要はありません。低リスクの積立投資や安定性の高い商品を組み合わせれば、60歳以降でも計画的に資産を増やすことができます。
■ 理由2：60代は「支出の見直し」で資産が最も改善しやすい
定年後は通勤費やランチ代、仕事関連の出費が減るのが一般的です。
そのため“可処分所得が増える”ケースも多く、使わなかった分を資産形成に回すことで、短期間でも十分に成果を実感できます。
■ 理由3：積立投資は年齢より「続けられる期間」が大事
積立投資は「時間が味方になる」投資法ですが、実は年齢よりも重要なのはどれだけ続けられるかという点です。
60歳がスタートでも、70歳・75歳まで10〜15年積み立てれば、元本に対する伸びを十分実感できます。
60歳からの資産形成で重要な3つのポイント
■ 1. 無理なく続けられる金額を設定する
例えば月1万円からでも積立は可能です。
無理な金額で続けられなくなるより、少額でも継続するほうが結果的に大きな資産につながります。
■ 2. リスクを抑えた商品選びをする
60代の資産形成では「暴落で資産が激減するリスクを避ける」ことが重要です。
そのため、以下のような商品が向いています：
- 全世界株式インデックス投信
- 安定性重視のバランスファンド
- インフレ対策を兼ねた高配当株ETF
※逆に、レバレッジ型投信や、一発逆転を狙うテーマ株は注意が必要です。
■ 3. 非課税制度（新NISA）を活用する
新NISAは60代からでも利用でき、非課税で運用できるため効率よく資産を増やせます。
新NISAの仕組みや枠について詳しく知りたい方はこちら：
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://blognaotsun.com/new-nisa-2/ target=]
60代からの実践ステップ — 今日から始められる行動
ステップ1：生活費を把握する
まずは「毎月いくらあれば生活できるか」を整理します。
無駄な支出が見つかれば、それだけ投資にまわせる余力が生まれます。
ステップ2：投資にまわせる余剰資金を決める
資産形成は、“生活防衛資金を残すこと” が最優先です。
理想は生活費の6〜12ヶ月分。
そのうえで余った部分から投資にまわす金額を決めましょう。
ステップ3：つみたて投資と安定運用を組み合わせる
例として、60代におすすめのポートフォリオは以下のとおりです：
- つみたて投資：全世界株式インデックス（50〜70%）
- 安定資産：国内外債券ファンド・バランスファンド（20〜40%）
- 配当収入を狙う：高配当ETF（10〜20%）
このように配分することで、成長を取りつつも下落時のダメージを抑えることができます。
60歳からの資産形成で気をつけたい注意点
■ 1. リスクの取りすぎに注意
「早く増やしたい」「損を取り返したい」と焦って、高リスクな商品に手を出すのは危険です。
■ 2. 詐欺・不正な投資話に要注意
シニア世代を狙った詐欺は年々増加しています。
「絶対に儲かる」「元本保証」という言葉が出たら、基本は疑いましょう。
■ 3. 退職金の一括投資は避ける
退職金をまとめて投資するのではなく、分散して投資するほうが安全性が高まります。
60代から始めることで得られる“思わぬメリット”
■ 思考がポジティブになる
お金を「増やす」「積み上げる」という行動を始めることで、精神的にも前向きになれます。
■ 老後の選択肢が広がる
・旅行
・趣味への投資
・子や孫へのプレゼント
など、「やりたいことを我慢しない生活」が実現しやすくなります。
まとめ：60歳からでも遅くない。むしろ今が最高のタイミング
資産形成は「若いうちから始めないと意味がない」わけではありません。
60歳からでも、70歳からでも、未来に向けてお金を積み上げる行動は必ず価値があります。
・無理のない金額で
・リスクを抑え
・新NISAなどの制度を活用し
・長期でコツコツ続ける
これだけで、60代からでも十分に資産は育ちます。
「もっと具体的なポートフォリオ例が知りたい」
「私の年齢・収入に合ったプランを作ってほしい」
といったご希望があれば、さらに詳細な提案も可能です。お気軽に教えてくださいね。