「新NISA」が2024年から開始、いままでの「NISA」がどう変わる?

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30代会社員のなおつんです。

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2024年からの税制改正によって「NISA」が「新NISA」へ変更になる予定ですが、今までNISAを利用していた人がどのような影響を受けるのかを分かりやすく解説していきます。

私は投資や資産運用の実績をこのブログで公開しているので、興味があるかたは是非合わせてご覧ください。

 

また、「一般NISA」や「つみたてNISA」について詳しく学びたい方も、別の記事で詳しく解説しているので、こちらもご確認ください。

「一般NISA」から「新NISA」へ

2024年から始まる税制改正によって「一般NISA」から「新NISA」と呼ばれる制度に変更になる事が金融庁から発表されていますが、この変更によって変化するポイントをまとめると以下のようになります。

① 2024年から「一般NISA」は「新NISA」と名称が変わり、制度の一部が見直される。
② 「新NISA」は2階建ての制度となり、1階の部分の条件を満たした人のみが2階部分を利用できる。
③ 2023年末時点ですでに「一般NISA」を利用している人は、2024年から自動的に「新NISA」へ移行される。
④ 従来の「つみたてNISA」については、大きな改正点は無い。(口座開設可能期間が5年間延長されるのみ)

これらの変更点について、次の項からひとつずつ解説していきます。

現行のNISA制度について簡単にまとめたのが以下の表ですので、おさらいをしておきましょう。

現在のNISA制度は「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3つの制度があり、それぞれ非課税になる期間や1年間で投資出来る金額が違っています。

これらを踏まえて「新NISA」の概要を理解していきます。

なおつん(左)
なおつん

ちなみに「新NISA」という名称は、金融庁が発表している仮の名称となります。

「新NISA」変更点1、2024年から「一般NISA」は「新NISA」と名称が変わり、制度の一部が見直される。

現行の「一般NISA」は、年間40万円の非課税枠を最大5年間利用できる制度でした。

これが2024年1月1日から「新NISA」へと変更となりますが、その背景にあるのは「人生100年時代」といわれる長期高齢化を見通した資産形成を支援・促進していく事とされています。

過去には「老後2,000万円問題」も話題となり、老後の生活に備えて資産形成を始める人が増加しています。

この「新NISA」について先に結論を言っておくと、現行の「一般NISA」と比較して少し制度が複雑化しており、使い勝手が悪くなっていると個人的には思います。

 

「新NISA」変更点2、「新NISA」は2階建ての制度となり、1階の部分の条件を満たした人のみが2階部分を利用できる。

「新NISA」は、従来の「一般NISA」とは違い、この制度は1階と2階の部分が存在する構造となります。

この2階建ての制度を理解しやすいように、以下の表にまとめました。

従来の「一般NISA」では、年間120万円を5年間非課税で運用する事ができ、購入できる対象商品も「国内・海外の個別株」「投資信託」「ETF(上場投資信託)」「REIT」など豊富な品揃えがありました。

その一方で「新NISA」は、1階部分では「つみたてNISA」と同じ商品が購入できる対象となり、非課税枠は年間20万円を5年間となります。

「新NISA」の2階部分では、年間102万円を5年間運用できるようになり、対象となる商品は今までの「一般NISA」から高レバレッジ投資信託などのリスクの高い商品が除外された商品に限定される事になります。

「新NISA」の2階建て部分を使用する時の注意点は、まず1階建ての部分で積立投資をしないと2階部分は利用出来ないという点です。

つまり、まずは1階部分で20万円の積立投資分を消化してから、はじめて2階部分を使って投資が可能になるという事です。

ただし、これには例外があり、すでに2023年末までに「一般NISA」で取引をしていた人は、2階建て部分をいきなり使用する事が出来るという非常にややこしい制度改正となっています。

原則的には、1階部分を使ってから2階部分が利用できると理解してもらえれば良いと思います。

また、2023年末までは「一般NISA」として商品を購入でき、それまでに購入した分の資産は従来通り5年間は継続して非課税で保有が出来ます。

「新NISA」変更点3、2023年末時点ですでに「一般NISA」を利用している人は、2024年から自動的に「新NISA」へ移行される。

2023年末時点ですでに「一般NISA」を利用をしている人は、「新NISA」へ移行する事になりますが、現在のところ「新NISA」への移行の手続きは必要が無いという事のようです。

すでに「一般NISA」で購入していた商品については、購入した年から5年間は非課税で保有できますので、ここは従来通りのルールが適用されます。

上記の図で2020年に購入して5年間非課税枠を使い切った後については、2025年の「新NISA」の非課税枠に乗り換えてさらに5年間非課税で運用できるようになります。これをロールオーバーといいます。

この場合は「新NISA」の非課税枠の2階部分からロールオーバーがされるようですが、もし2020年に購入した商品の資産額が、ロールオーバー時点で「新NISA」の年間122万円の枠を超えている場合あっても、その金額を引き継いで運用を継続できるようになります。

2024年1月から購入した商品については、「一般NISA」口座での取り扱いとなります。

「新NISA」変更点4、従来の「つみたてNISA」については、大きな改正点は無い。(口座開設可能期間が5年間延長されるのみ)

2024年からの税制改正によって「つみたてNISA」も変更になりますが、「新NISA」と比較すると大きな変更点はありません。

もともと「つみたてNISA」の投資可能である年は、2037年までと期限が決められていましたが、これが5年間延長されて2042年までと変更されます。

名称は従来通りの「つみたてNISA」のままとなり、投資出来る期間のみが延長されるという変更となります。

もちろん今回の変更で投資期間が延長されても、投資が出来るのは最大で20年間である事には変わりありません。

 

「新NISA」と「つみたてNISA」はどっちが良いか

今回の改正点によって「一般NISA」が「新NISA」となりますが、制度が非常に複雑になっている事が挙げられるのと、それに伴って今まで「一般NISA」でのメリットであった様々な商品が購入できるという点が若干改悪された印象を受けます。

私は現在「つみたてNISA」でずっと運用をしており、これからも継続する予定です。

「つみたてNISA」は何よりも運用期間が20年間と長い事もあり、非課税で運用できる合計の金額が「新NISA」と比較しても大きいため、現在では「つみたてNISA」のメリットがあると考えています。

とはいっても、「新NISA」についてはまだ先の話ですので、もう少し性格な情報が出てから乗り換えを検討する事も出来ると思います。

なおつん(左)
なおつん

私はいままで通り「つみたてNISA」を継続する予定です。

まとめ

2024年から税制改正により変更になる「新NISA」について解説してきましたが、主な変更点を再度まとめておきます。

① 2024年から「一般NISA」は「新NISA」と名称が変わり、制度の一部が見直される。
② 「新NISA」は2階建ての制度となり、1階の部分の条件を満たした人のみが2階部分を利用できる。
③ 2023年末時点ですでに「一般NISA」を利用している人は、2024年から自動的に「新NISA」へ移行される。
④ 従来の「つみたてNISA」については、大きな改正点は無い。(口座開設可能期間が5年間延長されるのみ)

「新NISA」という名称はまだ仮の名称であり、より詳細な情報はもう少し後になれば金融庁から発表がされると思われます。

現在までの情報では「新NISA」は少し利用がしにくくなった制度といえるので、私は「つみたてNISA」を継続していこうと考えています。

このブログでは会社員や学生さんの役に立つ情報や考え方を発信しています。

ぜひ興味があれば別の記事を読んでいただきお役に立てればと思います。

なおつん Lv.若手平社員

30代会社員のなおつんです。
このブログでは30代会社員の悩みを同じ会社員へ向け共有し、今日よりも明日へ一歩前進できるような記事を書いています。

私は製造業(メーカー)の営業系の部署で働いており、年に数回海外出張もします。

個人投資家として様々な投資案件もチャレンジしてFIREを目指して奮闘中です。
会社員や投資家の方にとって有益な情報を発信しています。

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