ついに登場‼FANG+の上位互換!?ニッセイ・メガ10とは?
2025年、投資家の間で大きな注目を集めているのが、「ニッセイ・メガ10」です。
「FANG+」を超えるハイテク・グロース株への分散投資を可能にしたと話題の新ファンド。
この記事では、ニッセイ・メガ10の特徴、構成銘柄、そして投資家にとってのメリット・デメリットを徹底解説します。
FANG+とは何だったのか?
まずおさらいとして「FANG+」とは、米国の巨大テック企業に分散投資できる指数です。
Facebook(現Meta)、Apple、Amazon、Netflix、Google(Alphabet)に加えて、TeslaやNVIDIAなども組み入れられており、近年の米株上昇をけん引してきました。
しかし近年、「FANG+だけでは分散が不十分」「他の成長企業にも投資したい」との声が高まり、
そこに登場したのがニッセイ・メガ10です。
ニッセイ・メガ10とは?
ニッセイ・メガ10は、日本生命グループのニッセイアセットマネジメントが提供する新しい投資信託です。
その名の通り、「メガテック企業10社」に厳選して投資を行うのが特徴。
FANG+よりも選定基準を進化させ、今後のAI・半導体・クラウド時代にふさわしい構成になっています。
想定される構成銘柄
- Apple(アップル)
- Microsoft(マイクロソフト)
- Amazon(アマゾン)
- Alphabet(グーグル)
- NVIDIA(エヌビディア)
- Meta(メタ)
- Tesla(テスラ)
- Broadcom(ブロードコム)
- ASML(ASMLホールディング)
- Adobe(アドビ)
AI革命をリードする企業群に集中投資するため、FANG+の進化版とも呼ばれています。
ニッセイ・メガ10のメリット
1. 時代の潮流に乗れる
生成AI・クラウド・半導体といった「今後10年を担うテーマ」に集中投資できます。
特にNVIDIAやMicrosoftはAI分野で圧倒的な存在感を誇り、今後も利益拡大が期待されます。
2. 日本円で手軽に投資できる
米国ETFを直接買うのではなく、日本国内の投資信託として購入できる点も大きな魅力。
NISA枠を活用した積立も可能で、初心者でも手軽にメガテック投資が可能です。
3. 為替ヘッジあり/なしが選べる
円安局面では「ヘッジなし」、円高リスクを避けたい場合は「ヘッジあり」を選択可能。
柔軟な戦略を取ることができます。
デメリットと注意点
- 分散性の欠如:米国ハイテク10社に集中しているため、相場下落時のリスクは高い。
- 為替変動リスク:円高になるとドル建て資産の価値が目減りする。
- バリュエーションの高さ:すでに高PER(株価収益率)で推移しており、割高感がある。
このため、全資産をメガ10に集中させるのではなく、
S&P500や全世界株(オルカン)などと組み合わせて分散投資するのが理想です。
まとめ:FANG+の次は「メガ10時代」へ
FANG+がリターンを牽引した時代から、AIと半導体が中心となる新時代へ。
ニッセイ・メガ10は、その流れを象徴する投資信託と言えるでしょう。
ただし、高成長企業に集中しているため、リスクも相応に高い点は忘れてはいけません。
長期で積立し、リスクを分散しながら「次のテックバブル」を狙う戦略が賢明です。
あなたのポートフォリオに、次世代の成長を先取りする「メガ10」を加えてみてはいかがでしょうか?
